【STVVスポンサーインタビュー vol.2】株式会社エメトレ 岩中駿介様 | STVV(シント=トロイデンVV)日本公式サイト

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2024.6.19

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【STVVスポンサーインタビュー vol.2】株式会社エメトレ 岩中駿介様

 

ベルギー1部シント=トロイデンVV(以下STVV)には、これまで21人の日本人選手が所属し、ビッグクラブや日本代表へと輩出してきました。クラブの成長の背景にはスポンサー企業のお力添えがあります。この度、連載企画としまして、日頃からSTVVをご支援いただいているスポンサー企業へのインタビューを実施。スポンサーになった経緯や、今後の展望などを広報が伺います。

第2回は、ジュニアアスリート向けサプリメントブランド『SENOBIRU』(セノビル)を展開されており、2021年よりオフィシャルスポンサーとしてご支援いただいている、株式会社エメトレ取締役副社長の岩中駿介様にインタビューさせていただきました。

 

━━まずは、主力商品であるDR.SENOBIRU(以下、ドクターセノビル)について教えてください。どのような特徴がありますか?

「ドクターセノビルは、成長期のお子様やスポーツをする方にとって重要な栄養素であるアルギニンを高配合したサプリメントです。弊社がこのドクターセノビルの販売を開始したのがちょうど10年前の2014年5月なのですが、当時はまだこういったお子様の成長をサポートするサプリメントはあまり多くありませんでした。また、当時市場にあった商品の多くがカルシウムを中心としたサプリメントでした。そんな中で、弊社が子どもの成長にはアルギニンが重要であるということに着目して作った製品がドクターセノビルです。最近ではアルギニンを配合した商品も増えつつありますが、その中でもアルギニンの配合量は弊社のドクターセノビルがトップクラスで、1日2袋で5,000mgのアルギニンを摂取できるというのが一番の特徴です。

アルギニンの他にも、クエン酸やビタミン、ミネラルなどの栄養素も含まれていますので、スポーツを頑張るお子様にもおすすめです。また、ドクターセノビルは水に溶かして飲むドリンクタイプなのですが、グレープフルーツ、パイン、マスカットの3種類から味を選ぶことができ、どの味も『美味しい』というお声を頂戴しており、この10年間で多くのお子様とその親御様から大変ご好評をいただいております」

 

 

━━子どもたちの「笑顔を増やす」「夢を応援する」という理念が生まれた背景について教えてください。

「弊社の企業理念(ミッション)は、『子どもたちの元気と笑顔を増やし、家族の愛があふれる社会づくりに貢献する。』です。この企業理念は、代表取締役社長である千明の子どもたちに対する想いから生まれました。千明は自身の第一子の成長を見守る過程で、子どもは周りの大人たちを笑顔にしてくれて、家族の絆を深めてくれるかけがえのない存在だと感じていました。また同時に、将来を担っていく子どもたちが笑顔でいられる環境や世界を社会全体でつくっていく必要があるとも感じていました。そのような経緯から、事業を通して、『子どもたちの元気と笑顔を増やし、家族の絆や愛が深まっていく社会づくりに貢献していきたい』という想いで、このような企業理念が誕生しました。

スポーツ支援に関しては、私からの提案もありました。子どもが成長していく上で幼い頃からの環境というのは非常に重要だと考えています。家庭環境はもちろんですが、スポーツをどういう環境でやるかというのも非常に大切です。夢や目標に向かって頑張っている子どもたちを応援したいという想いと、1人でも多くの子がより良い環境で、かつ高いレベルの指導を受けられるサポートをすることで子どもたちの可能性を伸ばしてあげられたら、という想いで支援を始めました。私は小学生の頃にソフトボールを始め、中学・高校と野球をやっていたのですが、中学生の頃から、将来はスポーツに携わる仕事がしたい、スポーツに関する支援をしてきたいと考えていましたので、それが今の活動に繋がっています」

 

 

━━子どもたちの可能性を伸ばすための支援活動について、具体的にどのような取り組みを行っていますか?

「さまざまな活動を行っています。設立2期目となる2015年3月に、プロ野球独立リーグ『BCリーグ』の福島ホープス(現福島レッドホープス)というチームをサポートしたのが最初でした。そこから、JリーグやBリーグ、Vリーグのチームなど、現在では11のチームやスクールのスポンサーをしています(2024年5月末現在)。

スポンサー活動のほかに、2018年1月から『チームセノビル』というジュニアアスリートの夢の実現を応援するプログラムも実施しています。具体的には、『プロスポーツ選手になりたい』『日本代表として世界で活躍したい』などの夢を持つ小学生から高校生を対象に、競技は問わず、選手個人をサポートするプログラムです。サポート内容としては、SENOBIRUの商品を提供したり、その選手の認知度を高めるために弊社のSNSやホームページで発信を行なったりしています。チームセノビルとして最初に支援したのは、プロスノーボーダーの長澤颯飛選手(現在はチームセノビルを卒業)で、これまでに45名を超えるジュニアアスリートを支援しています(2024年5月末現在)」

 

━━そんな中で、ベルギーのサッカークラブであるSTVVのスポンサーになったのはどのような経緯があったのでしょうか。

「STVVについては、元々詳しくは知らなかったのですが、初めてお話を伺った時に、『ここから、世界へ』のビジョンに共感しました。STVVが日本サッカー界を強くするために欧州の拠点となり、STVVでプレーした選手たちがさらにそこからステップアップしていくという話を伺い、まさに私たちの理念とマッチすると感じました。先ほど弊社の企業理念をお話ししましたが、SENOBIRUでは『世界で戦うアスリートを増やせ。』というブランドビジョンを掲げており、世界で活躍するアスリートをどんどん増やしていきたいという想いがあります。STVVと私たちとでは支援している選手のカテゴリーは違いますが、考えている未来は同じだと思いました。私たちとしても、STVVと一緒に世界で活躍する日本人サッカー選手を増やし、日本サッカー界の強化に少しでも繋がればと思い、協賛を決めました」

 

━━具体的なSTVVとの取り組みには、Jヴィレッジチャレンジの活動をサポートしていただいていますが、どのような思いがあるのでしょうか。
「『Jヴィレッジチャレンジ』は、子どもたちが世界を経験することのできる良いチャンスになると思っています。私自身、25歳の時に初めての海外旅行で台湾に行きました。台湾は比較的日本に近い国とはいえ、言葉や文化が違うことは頭の中では理解していました。ですが、実際に現地に行ってみるとその違いは想像以上で、これまでの価値観を大きく変えるような体験となりました。その経験から、『海外はこんなにも違うのか』『もっと世界を知りたい』と思うようになったと同時に、『もっと早く海外に行っておけばよかった』と強く感じ、子どもたちにも早い段階から異なる世界を知る体験をしてもらいたいと思うようになりました。そのような経緯から、『Jヴィレッジチャレンジ』がそのようなきっかけになればと思い、2021年から継続して支援を行っています」

 

 

━━今後、STVVとの取り組みに期待していること、今後の展望について教えてください。
「Jヴィレッジチャレンジはとても良い取り組みですが、現状は参加している選手が限られている印象です。福島県で開催されていることや、クラブ単位での参加が多く、個人参加の場合でも福島県や近隣県からの参加が多くなっています。定員の問題などもあるかとは思いますが、開催地や募集方法含め、全国から幅広く子どもたちが参加できるような形になると、もっと多くの子どもたちにチャンスが広がるので、さらに良い取り組みになっていくのではないかと感じています。
また、Jヴィレッジチャレンジの他に、STVVの現地のユースチームに日本の子どもたちが自費で参加できるような取り組みがあったらいいですね。Jヴィレッジチャレンジは、MVPに選ばれた選手が無償でベルギーに渡航でき、STVVのユースチームの練習に参加できるプログラムですが、自費でも子どもにそういった経験をさせてあげたいという親御さんもたくさんいらっしゃると思います。もちろん、誰でもというわけにはいかないので、一定の基準や審査を設ける必要があると思いますが、そういった取り組みができるとSTVVがあることの価値をより高められるのでは、と思います。
そして、SENOBIRUとしてもSTVVと協力して、ブランドや商品の認知度をさらに上げていきたいです」