PO2第3節 スタンダール・リエージュ戦 （H）

4月13日(土) AM3時45分

結果： 3-3

得点：ボキャ（4分）、カンガ（9分、81分）、バリウィシャ（59分）、ベルタッチーニ（59分）、カヤ（88分）

日本人選手：鈴木彩艶、伊藤涼太郎​​

メヘレン戦から中6日。STVVはホームにスタンダール・リエージュを迎え、プレーオフ2第3節に挑んだ。スタメンは、前節から6人変更。U23アジアカップでチームを離脱している山本選手、藤田選手、前節ゴールポストに衝突し負傷したヴァン・ヘルデン選手が不在となった。

前半4分、幸先よく先制。右サイドから細かいパスで崩すと、中央でパスを受けた伊藤選手がペナルティエリアに侵入し、最後はボキャ選手が豪快に蹴り込み先制点を挙げる。伊藤選手は3試合連続のゴール関与となった。しかし9分、ロングボールからのポストプレーで抜け出され失点し、試合を振り出しに戻される。25分、コイタ選手が相手のパスミスからボールを奪うとそのまま持ち運び、豪快にミドルシュートを放ちゴールに迫る。28分には、左サイドで伊藤選手が受けると、カットインからミドルシュート。その後はなかなか決定機を作れない状況が続くと、41分にはピンチに。左サイドからのクロスをボレーシュートで合わされるが、鈴木選手のファインセーブでコーナーに逃れる。このまま前半は1-1で終了となった。

後半、追加点を狙うSTVVは51分、デロージ選手のシュートのこぼれ球にコイタ選手が反応し、豪快にシュート。さらに57分、スメット選手がペナルティエリア内で倒されPKを獲得。コイタ選手が蹴るが、キーパーに阻まれ追加点のチャンスを逃す。その後はスタンダール・リエージュの時間が続く。59分には左サイドからクロスを上げられるとファーサイドからボレーシュートを放たれるも、ここは鈴木選手のファインセーブ。立て続けに攻め込まれるとついに失点。右からアーリークロスを上げられると中央で鮮やかにボレーシュートを決められ逆転を許す。81分には流れに乗ったスタンダール・リエージュに追加点。バックパスを奪われると、カンガ選手に2点目を奪われ1-3に。STVVも負けじと反撃に出る。まずは84分、伊藤選手がミドルシュートを放ち、FKが弾いたところをベルタッチーニ選手が詰め、1点差に詰め寄る。ベルタッチーニ選手は待望の初ゴールを挙げた。最後まで諦めずに攻め続けると89分、ついに同点弾が生まれる。ステウカース選手が狭いエリアにパスを通すと、バーンズ選手から最後はカヤ選手が右足を振り抜きゴールネットを揺らした。アディショナルタイムも両者ゴールに迫るが得点は生まれず、3-3の引き分けで試合終了となった。