【リーグ第8節 ゲンク戦】 コイタ選手のハットトリックで前半3点リードで折り返すも、後半に3失点を喫し、悔しい引き分け。 | STVV(シント=トロイデンVV)日本公式サイト

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2023.9.25

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【リーグ第8節 ゲンク戦】 コイタ選手のハットトリックで前半3点リードで折り返すも、後半に3失点を喫し、悔しい引き分け。

リーグ第8節ゲンク戦(A)

9月24日(日) 20時30分

結果: 3-3

得点:コイタ(31分、36分、37分)、カンヌス(58分)、アーロコダーレ(71分)、ペインツィル(85分)

日本人選手:橋岡大樹、伊藤涼太郎、山本理仁、鈴木彩艶、藤田譲瑠チマ

 

【先発】

GK/ 鈴木

DF/ ヴァン・ヘルデン、スメット、ゴドー

MF/ 橋岡、伊藤(63分 藤田)、デロージ、ボキャ、山本(76分 デュモン)

FW/カヤ(76分 ザヒロレサラーム)、コイタ(91分 バーンズ)

メヘレン戦から中6日。STVVは、今季初の“リンブルフダービー”に挑んだ。

前節から先発は1人変更。ステウカース選手に代わり、山本選手が加入後初スタメン。STVVは、上位へ食らい付く勝点3だけを目指し、敵地へ乗り込んだ。

 

両サポーターのダービーらしい熱気に包まれる中、序盤は両者とも硬い試合運びとなった。14分、ボキャ選手の中央突破からファールを獲得。そこで得たFKで伊藤選手からファーサイドの橋岡選手を狙うもキーパーにキャッチされる。コイタ選手を中心に押し込み始めると31分、STVVが先制に成功。中央でクリアボールを拾った伊藤選手から左のコイタ選手に展開。コイタ選手がドリブルで自ら切り込み、放ったシュートがゴールネットを揺らし、待望の先制点を奪う。伊藤選手は前節の得点に続きアシストをマーク。さらにSTVVの猛攻が続く。バイタルエリアでボールを受けた伊藤選手が山本選手とワンツーで抜け出し、後ろから倒されてFKを獲得。伊藤選手が直接狙ったFKは壁に阻まれるも、こぼれ球をコイタ選手がダイレクトで振り抜き、追加点を獲得。立て続けにSTVVにチャンスが訪れた、37分。裏に抜け出した橋岡選手が相手DFと2対1の状況でパスを送り、コイタ選手が冷静にGKの頭上を抜くシュートを決め、6分間でハットトリックを達成。前半はこのまま3点リードで終了。

後半開始早々、ロングボールを受けたカヤ選手とコイタ選手の連携から山本選手が左サイドに大きく展開。左で受けた橋岡選手が後半最初のシュートを放ち、良いスタートを切る。

しかし、58分に失点を喫してまう。高い位置でボールを奪われ、左サイドに展開されると、エルカンヌス選手にカットインからゴールを奪われた。63分、リードを守りつつ守備の強度を高めたいSTVVは、ボールに触る時間が減った伊藤選手に代え、藤田選手を投入した。その後もゲンクにロングボールで押し込まれる時間帯が続く。67分、左サイドからのクロスをペインツィル選手にヘディングで合わされるも鈴木選手のビッグセーブでゴールを防いだ。しかし70分、またしても同じ形で左サイドからクロスをあげられ、アルコダーレ選手に胸トラップから反転シュートを決められた。

試合は1点リードのまま終盤に突入。鈴木選手を中心に堅い守りを見せるSTVVであったが、84分、ついに同点弾を許してしまう。ペインツィル選手のクロス性のボールを鈴木選手がキャッチしかけたが、弾ききれずに失点。前半の3点リードを守りきれれずに、悔しい引き分けとなった。