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【試合レポート】伊藤選手デビュー! 延長線を制しカップ戦ベスト16進出

 

 

日時:9月26日(木)3時半キックオフ

場所:スタイエン(H)

結果:2‐0

得点:ボリ(99分)、ボタカ(115分)

日本人選手:シュミット・ダニエル、伊藤達哉

 

【先発】

GK/シュミット

DF/デ・スメット(→66分ボタカ)、サンコン、ガルシア、ヤンセンス

MF/アコラツェ、ムマエ、デ・リーダー(→80分ダーキン)、ソウザ(→73分伊藤)、マソウディ(→91分コリーディオ)

FW/ボリ

 

ベルギー国内のカップ戦となるクロッキーカップの初戦の相手は2部リーグの首位を走るOHL ルーベン。チーム力で戦う侮れない相手です。

スタメンにはシュミット選手が8試合連続で名を連ね、伊藤選手はベンチからのスタートとなります。

 

両チーム落ち着いた立ち上がりを見せ、ゆっくりと試合に入ります。

最初のチャンスはSTVV。7分にパスをしっかり繋ぎ攻撃を展開します。左サイドでアコラツェ選手がボールを受けると大きなストライドでドリブルし、間合いを作るとすかさずシュート。ゴールの左隅を狙ったシュートはゴールポストに。最初のチャンスはモノにできませんでした。

カナリアスの最初のピンチは15分。CKを与えると大きなボールをゴール正面に入れられます。これにはDF陣が頭でしっかりと対応するも50/50のボールがゴール前でフリーの相手選手の元に落ちてしまいます。幸いにも相手のシュートは枠の上へと大きくそれて失点を逃れます。

19分にまたもアコラツェ選手が左サイドから切り込むとエンドラインまで攻め上がります。

21分に再びカナリアスのゴールチャンス。最終ラインからサンコン選手が前線に駆け出すソウザ選手までロングボールを入れると、ソウザ選手が胸で絶妙なトラップ。あわやビックチャンスと思いきや、最終的にボールは相手GKのもとに収まります。

ここから徐々にSTVVのペースになります。ムマエ選手のミドルシュートや息の合った連携で相手ゴールを脅かします。

25分にはマソウディ選手がゴール前に飛びだし1対1の機会を得ますが、相手GKがわずかに早くボールに触れます。このこぼれ球がボリ選手のもとへ。空いたゴールを狙ってシュートを放ちますが、ジャストミートせずボールは枠の外へと逸れてしまいます。

 

10分以上続いたカナリアスの攻撃は実らず、30分頃から均衡した試合展開になります。

39分にOHLルーベンが攻撃に出ます。早いパスを繋いで攻め上がると、右サイドから切り込んだ選手が思い切ったミドルシュートを放ちます。これにはシュミット選手がしっかり対応。

対するカナリアスは40分、サンコン選手とデ・スメット選手が左サイドでパスをつなぎ相手をかく乱するとサンコン選手が切り込みそのままシュート。ゴールネットを揺らすかと思われたシュートでしたが、ボールは枠の外。なかなか決めきれません。

変わってOHL ルーベンはカウンターでチャンスメイク。

44分に一気にゴール前まで攻め上がるとCKを獲得。ゴール正面に入れたボールに合わせてフリーの選手が強烈なシュートを放ちますが、ここもシュミット選手が両手でキャッチ。失点を防ぎます。

このプレーから、シュミット選手の素早いフィードから攻撃を展開するカナリアスもゴール前まで攻め上がります。DFラインを抜けたボリ選手が相手GKと1対1になりますが判定はオフサイド。

STVVが何度も相手ゴールを脅かすも前半は0‐0で終了します。

 

前半のチャンスを活かしきれなかったカナリアスは後半も前半同様攻め込み、ウィークデーに詰めかけたSTVVファンを湧かせます。

46分にボールを繋ぎ、デ・リーダー選手がゴール前へとスルーパスを展開します。しかしマソウディ選手が相手DFを振り切れずパスが通りません。

ソウザ選手、アコラツェ選手が両サイドで躍動。鋭い切込みやクロスで攻撃のチャンスを作ります。守備ではガルシア選手、デ・スメット選手らが適格な読みとプレスで相手の攻めを断ち切ります。

58分に突然ピンチは訪れます。デ・リーダー選手からガルシア選手へのバックパスがうまくミートせずボールを奪われると、1対3のピンチに。OHL ルーベンはフリーの選手に繋ぎますが、攻撃を急いだOHL ルーベンのシュートはゴールならず。

ここからスタミナと集中力が切れたかのか、STVVにも小さなミスが出始めますが、しっかりとチームを立て直しまたもSTVVが優位に試合を進めます。

 

64分、右サイドでフリーのヤンセンス選手にボールが渡ると、空いたスペースにドリブルしてクロスを入れます。流れ込むデ・リーダー選手はヒールで軌道を変えますが、ここはプレーが次が繋がらずシュートまで持ち込めません。

攻めるも決めきれないもどかしい時間が続きます。

66分にブライス監督は最初の交代としてボタカ選手を入れますが、流れはつかみきれずに試合が進みます。

数々のシュートを放つも枠をとらえきれないまま2人目の交代として伊藤選手がイン。伊藤選手のSTVVデビューとなります。

 

78分、伊藤選手がサイドでボールを受けるとすかさず仕掛けます。得意のドリブルで相手を惑わし、シュートを放ちます。

82分、OHLルーベンのDFがGKにバックパスをし、これをGKが手で取りハンドとなります。相手の痛恨のミスからカナリアスが16m内でFKを得ます。しかしゴールの目の前に立ちはだかる壁を容易に超えれません。

 

86分、途中出場の伊藤選手とダーキン選手のワンツーで伊藤選手が相手を振り切ると、コーナーラインからクロスを上げます。アコラツェ選手がダイレクトで合わせますが、これは相手選手に当たりゴールなりません。続くプレーでも伊藤選手が絶好の位置にクロスを上げて攻撃の起点となります。

両チームゴールラインを割ることなく刻一刻と時間が過ぎます。

ロスタイムに入るとカナリアスの攻撃は一層激しさを増し、連続するCKなどで最後の攻撃に出ますが結果は出ず。延長戦へと突入します。

 

延長に入り交代枠が1つ増えた両チーム。STVVはマソウディ選手に代わりコリーディオ選手を投入します。

延長戦も優位に試合を進めるカナリアス。コリーディオ選手、伊藤選手らが攻めの中心となるも得点を上げることができません。

 

もどかしい時間が続く中、99分についにカナリアスが先制のゴールを決めます。

中盤でボールを失うも相手を挟んで取り返すと、ボタカ選手が空いたピッチを駆け上がります。中を確認して丁寧に入れたグラウンダークロスは相手のDFの間を通ってボリ選手の元へ。ボリ選手の放ったシュートはGKの脇を通りついにゴールネットを揺らします。

 

得点してもなお攻撃の手を緩めないカナリアス。危なげなくボールを繋いで攻め上がり2点目を狙います。

CKなどでチャンスを作りますがゴールならず。追加点を狙う姿勢を見せたまま延長戦は後半へと入ります。

109分、右サイドからの侵入を許すとクロスを上げられます。サンコン選手が頭で軌道を逸らしたボールを相手選手がオーバーヘッドシュート。ダイナミックなシュートは枠から逸れて同点弾にはなりません。

その後の111分。相手の強烈なシュートにシュミット選手がしっかりと反応。安定した守備で得点を許しません。

 

115分、STVVが追加点をあげます。シュミット選手のゴールキックから攻撃を展開。アコラツェ選手、コリーディオ選手と繋いで16mに侵入するとコリーディオ選手と伊藤選手が見事なパスワークで相手を翻弄。注意を引き付けたところでフリーのボタカ選手へパスアウト。これをキャプテンがしっかりと決めて終盤で2‐0とします。

119分、ゴールキックをボタカ選手がインターセプトするとドリブルで上がりクロス。流れ込むボリ選手が合わせに飛びますがこのプレーは相手選手にクリアされます。

続くCKではコリーディオ選手がエンドラインを巧みなドリブルで攻めて伊藤選手にパスを入れます。ワンタッチでシュートコースを作って放たれたボールは左へと逸れてしまいます。

2点のリードを持ったままここで試合終了のホイッスル。終始相手を圧倒したSTVVが延長戦に入り2点をマーク。長かったカップ戦初戦をしっかりと勝利で飾り駒を進めます。

 

カナリアスは中2日でリーグ戦第9節ゲンク戦を迎えます。

ダービー戦となるゲンク戦は日本時間9月29日(日)3時半キックオフです。