2019.4.29
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【試合レポート】関根選手初ゴール! 2点のビハインドからドローに
日時:4月29日(月)3時キックオフ
場所:スタイエン(H)
結果:2-2
得点:ティッソウダリ(17分)、プリチェネンコ(63分)、シラ(66分)、関根(92分)
日本人出場選手:冨安健洋、鎌田大地、関根貴大、遠藤航
【先発】
GK/ピラード
DF/ガルシア(→48分サンコン)、テシェイラ、冨安
MF/ボタカ(→59分)、遠藤、アサモア(→69分フルート)、関根、デ・サート、鎌田
FW/シラ
PO2グループAの前半を首位で折り返したSTVV。第6節はベールスホット・ウィルレイクと対戦しました。
この試合には冨安選手、鎌田選手、関根選手、遠藤選手がスタメンに選出。6節連続で日本人選手4人が先発起用されました。木下選手はベンチからのスタートとなります。
キックオフから両チーム互角の攻防を展開を見せる中、STVVは関根選手がこの試合でも存在感を発揮。得意のドリブルで相手DFに切り込みチャンスを創出します。守備でも相手選手に食らいつき簡単にクロスを上げさせません。対するベールスホットはカウンターで応戦。これにはSTVVのディフェンスラインが冷静に対応します。
しかし、一瞬のスキを突かれ、試合の均衡が崩れます。連続するCKを切り抜けたベールスホットはマイボールになったと同時にボールを前線へ。この試合でも先制点を許してしまいます。
追いつきたいカナリアスは21分、ガルシア選手が蹴るFKからゴールを狙いますが、相手GKのナイスセーブで得点なりません。
26分、苦戦しながら繋いだボールが関根選手に渡ると、迷わずシュート。しかしGKの正面となります。
30分、ガルシア選手がサイドでボールを受けると、シラ選手に見事なスルーパスを出します。得点のチャンスかと思われましたが、相手DFに距離を詰められシュートには至りません。
31分、なんとか守ってきたSTVVでしたが失点のピンチに。相手の猛プレスから、ペナルティエリア内ボールを奪われてしまいます。ここはGKのピラード選手が相手のシュートを2度の好セーブで弾き切り抜けます。
39分、遠藤選手と鎌田選手がボールをうまくキープし、ボールは関根選手へ。関根選手がドリブルで相手をかわしてシュートしますがGKに弾かれゴールならず。徐々にSTVVがペースを取り戻します。
43分にはFKから頭で繋ぐと最後は遠藤選手が強烈なシュートをゴールネットに突き刺します。同点のゴールに思えましたが判定はハンド。
前半終了間際にもチャンスを作るも、1点を追う展開のまま前半を終えます。
後半に入りSTVVの攻撃は加速。
シラ選手が絶好のシュートチャンスを得ますが、シュートは枠から逸れてしまします。
その後もお家芸のハイプレスで相手のGKと最終ラインにプッレッシャーをかけてボールを奪い、チャンスに繋げます。
じわじわと攻め立てたSTVVでしたが、62分追加点を奪われてしまいます。ゴールから20m付近でのFKから痛恨の失点を喫します。
66分、テシェイラ選手から中盤の鎌田選手にロングパスが通ると駆け出したシラ選手に絶妙な間合いでアシスト。シラ選手が相手DFをかわして今シーズン2点目となるゴールを決めます。
この得点で追い上げムードとなったスタイエン。同点弾を狙って一気に畳み掛けます。
68分、関根選手のクロスからアサモア選手がシュート。このボールが相手DFの手にあたり、VAR判定となります。結果はPKとなり迷うことなく鎌田選手がボールを置きに行きます。左ポストを狙った鎌田選手のシュートはわずかにポストの外。同点にはなりません。
82分、関根選手のクロスから、セカンドボールを鎌田選手がダイレクトシュート。こちらはゴール前の相手選手に当たりゴールまで数センチ及びません。
84分、交代で入ったデ・ブライン選手がシラ選手へスルーパス。難しい角度でゴールへ向かうシラ選手はパスを選択しますが相手選手に阻まれます。その後のCKも得点に繋がりません。
STVVに与えられたラストチャンス、ロスタイムは6分。90分直後、関根選手が同点弾を放ちます。体を張ってボールをキープする鎌田選手が切り込む関根選手にボールを落とすと、阻む相手DFと間合いを計りながら関根選手が左足を振りぬき、ボールはゴールに吸い込まれます。
関根選手の待望の今シーズン初ゴールは、値千金の同点弾となります。
その後もチーム一丸となって逆転のチャンスを創出するも、同点のまま終了のホイッスル。
2点を追う厳しい展開からシラ選手と関根選手のゴールで同点に持ち込み、勝ち点1点を獲得しました。
依然プレーオフ負けなしで首位を走るSTVV。次節は日本時間5月5日(日)午前1時からアウェーでシャルルロワと対戦します。