【試合レポート】関根選手のアシストで鎌田選手が15得点目、一人少ない状況をしのぎ試合はドロー | STVV(シント=トロイデンVV)日本公式サイト

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2019.4.21

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【試合レポート】関根選手のアシストで鎌田選手が15得点目、一人少ない状況をしのぎ試合はドロー

  

日時:4月21日(日)3時半キックオフ

場所:ケールウェグスタジアム

結果:1-1

得点: 鎌田(49分)、カストロ・モンテス(54分)

日本人出場選手:冨安健洋、鎌田大地、関根貴大、遠藤航

 

【先発】

GK/ピラード

DF/サンコン、テシェイラ、冨安

MF/関根(→79分アコラツェ)、アサモア、遠藤、ボタカ(→92分ムマエ)、デ・サート、鎌田

FW/シラ(→71分ボリ)

 

PO2グループAの首位を走るSTVV。第5節はアウェーでオイペンと対戦しました。

スタメンには冨安選手、鎌田選手、関根選手、遠藤選手ら4人の日本人選手が選出され木下選手もベンチ入りを果たしました。

オイペンのルイス・ガルシア選手がこの試合限りでの引退を表明し引退試合となった一戦。試合前にはSTVVからシント=トロイデン市の特産物の贈呈、試合後には盛大な花火で演出された引退セレモニーが行われました。

 

勝利でプレーオフのグループステージを折り返したいSTVV。

開始45秒で早速関根選手を起点にチャンスが訪れます。左サイドでボールを受けると迷わずクロスも、タッチの差で相手GKがクリア。この試合でも積極的に仕掛けます。

8分、エンドラインでサンコン選手が体を入れてボールを奪い、パスを繋ぎデ・サート選手から先頭を走るシラ選手にうまくスルーパスが通りますがシュートは枠の左。序盤からゴールチャンスを作ります。

試合が落ち着き始めた16分に再びゴールを脅かします。鎌田選手からシラ選手にパスが通りダイレクトシュート。このシュートが相手選手に当たりCKを獲得します。連続するCKのセカンドボールを鎌田選手がシュートしますが先制点とはなりません。

 

20分にはボタカ選手とサイドチェンジで仕掛けた関根選手が、ドリブル突破を伺いながら最後はクロスします。浮かせたボールは相手GKの腕に収まりゴールはなりません。続くカウンターを防ぐとボールは一気に前線のシラ選手へ渡ります。フリーで受けたものの相手DFの気迫の戻りによりシュートを阻まれます。

23分、オイペンのパスが繋がりボールは空いたスペースに。体を入れて豊川選手を抑えた冨安選手。エンドラインぎりぎりでの見応えあるプレーに、アウェーまで応援に駆け付けたカナリアスファンが大声援を送ります。

 

キックオフから押していたSTVVですが徐々にオイペンが試合のリズムをつかみ30分を過ぎたころから互角の展開になります。右サイドからプレーを組み立てるオイペンは32分に、36分にも同じ右サイドからCKを獲得。セカンドボールがボタカ選手に当たりエンドラインに転がるとまたも冨安選手が全力でセーブ。

ファン投票によりSTVVの最優選手に選ばれた若き日本代表のプレーにサポーターも「オーオーオ!トミヤッス!トミヤッス!」と大合唱。ハードワークでマイボールを1つでも多く獲得します。

その後も互角に試合は続き、同点のまま両チームはロッカーへと引き上げました。

 

 

先制点を取りたいSTVVは後半開始のホイッスルと同時に積極的に攻め先制点を奪います。

48分に大きくサイドチェンジをしたボールが関根選手に渡ると相手GKと1対1に。GKとの距離を詰めた関根選手は駆け込む鎌田選手に冷静にパス。鎌田選手の今期15ゴール目で先制します。

攻撃の手を緩めないカナリアスは49分にボタカ選手が枠内にシュート。52分にはデ・サート選手がクロスを上げ冨安選手がなんとか頭で合わせます。上がったボールに関根選手が頭で合わせますがサイドネットに当たります。

 

リードしたSTVVでしたが得点の3分後に早くも同点に追いつかれます。

53分、セカンドボールを奪われ強烈なシュートを決められ、試合は振り出しに。

 

56分、中盤でボールを失うとDFを崩され攻め込まれますが、相手のシュートはGKピラード選手の正面。失点を防ぎます。

均衡した試合が動いたのは65分。相手に右サイド16m付近でのFKが与えられるとキッカーはこの試合限りで引退を表明したルイス・ガルシア選手に。大声援の中上がったクロスにファーでフリーの選手が合わせますがクロスバーに当たり、跳ね返ったボールもピラード選手がわずかに触れてゴールから軌道を逸らします。

69分、相手のCKにハンドの判定でテシェイラ選手にレッドカードが与えられてしまいます。ガルシア選手の蹴るPKはまたもクロスバーに当たり危機一髪救われます。

 

10人なったSTVVは遠藤選手を最終ラインにポジションを下げて対応します。

数的不利になり守る展開が多くなったSTVVはパスミスによりピンチが増えてしまいます。76分にゴールエリア付近でボールを失うと強烈なシュート打ち込まれますが、GKピラードがしっかりと胸に収めます。

80分にもゴールエリア内に侵入を許しますが遠藤選手と冨安選手がシュートを防ぎます。

86分、サンコン選手がインターセプトからドリブルで駆け上がり鎌田選手にパスを繋ぎます。相手選手に当たりコースが変わったパスはゴールへ向かうサンコン選手の元に戻りそのままシュート。しかし相手GKの素早い反応に阻まれてしまいます。
その後も何度もゴールを脅かされますが選手一丸となり守りを固めて相手の攻撃をしのいだカナリアス。1‐1のドローで終了のホイッスルとなります。

 

勝ち点11点でプレーオフのグループステージを折り返したSTVV。次節は日本時間4月29日(月)3時からホームにベールスホット・ウィルレイクを迎え入れます。

次節はハイセキュリティーマッチとなり当日券の販売はございません。チケット購入をご希望のお客様はお早めに info@stvv.com にご連絡ください。