2019.4.07
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【試合レポート】鎌田選手2ゴール、関根選手も躍動
日時:4月7日(日)3時キックオフ
場所:ヘット・クーピア(A)
結果:2-2
得点:ナーセンス(24分)、鎌田(48分)、鎌田(71分)、エイブラハムズ(78分)
日本人出場選手:冨安健洋、鎌田大地、木下康介、遠藤航、関根貴大
【先発】
GK/ピラード
DF/サンコン、テシェイラ、冨安
MF/セバロス(→90分デ・ブライン)、アサモア、遠藤(→65分関根)、ボタカ、デ・サート、鎌田
FW/木下(→65分シラ)
初戦から2連勝で最高のPO2スタートを切ったSTVVは、今節も2部からの参戦チーム・ウェステルロと対戦しました。
ウェステルロは勝ち点4点で現在PO2Aグループの2位。
前節同様、今日も冨安選手、鎌田選手、木下選手、遠藤選手の4人の日本人選手が先発出場。関根選手がベンチからのスタートとなりました。
序盤は両チームとも不安定な立ち上がりを見せ相手のミスからチャンスを作る展開に。
8分、一瞬の気のゆるみ突かれたカナリアス。DF陣のマークを抜けた選手にゴール前へのパスが通りシュートを許します。幸いにもシュートは枠の上でしたが、2戦連続して序盤に失点を許しているので気を引き締めたいところです。
13分、アサモア選手がエリア内でエイブラハムズ選手を倒しPKの判定も、GKのピラード選手がキッカーの動きを見事に見抜き神セーブ。PO2に入り出場のチャンスを得たピラード選手が、大事な局面での好プレーでチームを救います。
反撃するSTVVは16分、鎌田選手と遠藤選手が中盤で相手選手を挟み撃ちしてボールを奪います。ここから木下選手、遠藤選手とボールが渡り、最後は鎌田選手の元へ。DFを背負っての難しいシュートは相手GKの正面となりますが、積極的な守備から攻撃へと繋げます。
攻撃のリズムをつかみ始めたカナリアスでしたが23分に先制点を許してしまいます。右サイドからのドリブル突破されると流れ込んだ選手が先制点をゴール。3戦連続でリードを許してしまいます。
追う展開となった26分。CKからのセカンドチャンスでアサモア選手がクロスを入れると遠藤選手がスルー。テシェイラ選手がボールを受けてシュート放つも右にそれてしまいます。
10分近く攻防が続いた34分。冨安選手の好プレーでピンチを回避するとボールは再び前線へ。木下選手がドリブルでスペースを作りシュート。しかし相手GKが腕を伸ばして軌道をゴールからそらします。
その4分後には鎌田選手とセバロス選手が右サイドからクロスやドリブルでいくつもチャンスメイク。同点ゴールを狙いますが鎌田選手のシュートは相手選手に当たり得点には至らず。その後のチャンスも実らず1点を追って前半を終えます。
1点のリード追う後半、47分に早くも同点に追いつきます。ボタカ選手の低く鋭いシュートが相手GKによって防がれると鎌田選手がこぼれ球を頭で押し込みゴール!試合を振り出しに戻します。
52分には遠藤選手のシュートを皮切りに、同点に持ち込んでから10分近くSTVVペースで試合が進みます。
しかし、57分に突然ピンチが訪れます。パスミスから相手選手にボールを奪われるとGKピラード選手との1対1に。前半にPKを防いだピラード選手がここも好判断で前に出ると相手のシュートコースを狭めてゴールを守ります。
続くカウンターではデ・サート選手がドリブルからシュートまで持ち込みますが相手GKに阻まれゴールならず。
カウンターを返されるSTVVは、またもピラード選手が間合いを詰めて体で防ぎます。両GKの好セーブにより追加点のないまま試合が進む中、遠藤選手が負傷のアクシデントで交代を余儀なくされます。
関根選手が代わって入ると、同じタイミングで前線の木下選手に代わりシラ選手を投入。逆転を狙いにいきkます。
代わった関根選手は得意のドリブルで仕掛けてチャンスを作ります。セカンドボールを受けて迷わずシュートを放つなど積極的なプレーでチームを牽引。
関根選手の仕掛けた攻撃から、相手選手のハンドの判定に。キャプテンのボタカ選手が蹴ったPKは相手GKの足に当たりゴールとはなりませんが、セカンドボールを関根選手がシュート。またも相手GKの前に無念となります。
しかし、ここで見せたのはあの男。
こぼれ球を鎌田選手がネットに突き刺します。難しい角度から放った今夜2点目は逆転のゴール。苦しい展開の中で逆転弾を決めてくれました。
77分、STVVからウェステルロにレンタル移籍中のエイブラハム選手に詰められると、同点のゴールを押し込まれてしまいます。終盤へと向かう中での同点ゴールとなり試合は3度目の振り出しに戻ります。
再度逆転を狙ういますが、試合終了間際の鎌田選手の見事な切り返しからのシュートもGKに阻まれます。
ロスタイムにはサンコン選手がドリブル突破をして強烈なシュートも、またも相手GKの好セーブ。
逆に相手のFKでオフサイドを仕掛けますが、オフサイドにならず、相手選手との1体1の際どいシーンを迎えます。ここはピラード選手が冷静に対応し難を乗り切ります。
終了のホイッスルまで攻め続けたカナリアスでしたが結果は2‐2。グループ上位による決戦はドローに終わりました。
次節は日本時間4月14日(日)午前3時キックオフ、オーステンデと対戦します。
3試合で勝ち点7点を積み重ね、PO2Aグループトップを走るカナリアスの応援をよろしくお願いします。