2019.3.18
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【試合レポート】日本人選手4人出場、PO1進出ならず
日時:3月18日(月)2時キックオフ
場所:スタイエン(H)
結果:0‐2
得点:ヤレムチュク(17分,60分)
日本人出場選手:冨安健洋、鎌田大地、関根貴大、木下康介
【先発】
GK/ステッペ
DF/サンコン、テシェイラ、冨安
MF/ボタカ、厶マエ(→69分木下)、アサモア、アコラツェ(→63分関根)、デ・サート(→82分デ・ブライン)、鎌田
FW/ボリ
シーズン最終戦となる第30節は6位のヘントとの直接対決。STVVは勝たなければPO1への切符を手にすることができない最終決戦です。
今日も大荒れの天気でしたがスタジアムには多くのサポーターが駆け付けほぼ満員。ファンも大声援でSTVVを後押しします。
スタメンには冨安選手と鎌田選手が選ばれ、関根選手と木下選手は後半から途中出場しました。
立ち上がりからヘントの勢いに押されがちなSTVV。攻め込まれて対応に追われる劣勢な場面が多い立ち上がりになります。
10分、大柄なテシェイラ選手をキックオフから背中で押さえこんでいたヤレムチュク選手がポストプレーから振り返りシュート。軌道はステッペ選手の守備範囲から外れゴールに向かうもポストのわずか外。その後も攻め込まれますがディフェンス陣がなんとかしのぎます。
勝利以外残された道はないカナリアスですが16分に先制のゴールを許してしまいます。コーナー付近で行き場を失ったアコラツェ選手のバックパスが味方から逸れてゴール前へと転がり込みます。そのボールをゴール前でポジショニングしていたヤレムチュク選手が蹴り込み先制。前半の早い段階で苦しい展開へとなります。
早速追う形になったSTVV。17分にすぐさま鎌田選手が反撃のミドルを打ちますがゴールならず。その後、19分にはテシェイラ選手のファインクリアから鎌田選手がボールを進め、アコラツェ選手がクロス。しかし、これも決まりません。
24分、ヘントの11番の選手がフェイントでDFを振り切り、鋭いシュート放つもサイドネットに刺さります。続く27分にもゴール前でフリーのチャンスを与えてしまいますが2点目の失点を免れます。
反撃に出るカナリアスは35分、37分と続けてデ・サートシュートとサンコン選手がミドルシュート。どちらもGK正面となり冷静に止められてしまいます。その後のテシェイラ選手のシュートは相手選手に当たりイレギュラーしますがこちらもノーゴール。相手GKが弾いたセカンドボールを冨安選手が体を入れて拾ってそのままCKとなるも、得点には結びつきません。
徐々に攻撃のリズムをつかむSTVVでしたが同点弾を決めらないまま前半が終了します。
後半で2点は取らなければならないカナリアス。積極的な姿勢で後半に入ります。高い位置でのプレッシャーでボールを奪い、チャンスに繋げるべくアグレッシブに守り、攻撃へと転換します。
52分のFKの際はキャプテンのボタカ選手がゴール裏のファンを煽りスタジアムは大歓声に包まれます。
しかしファンの後押しも虚しく2点目の失点を許してしまいます。中盤でボールを奪われると上がったクロスはファーサイドでフリーの選手の元へ落ち簡単にゴールされてしまいます。
2点を追う展開になりブレイス監督は最初の交代のカードを切ります。
アコラツェ選手に代わり関根選手を投入、続いてムマエ選手に代わりに木下選手を入れます。同点すら許されない状況で攻撃の選手を続けて投入します。
代わった関根選手と木下選手は得意のドリブルとシュートで果敢に攻めますがなかなか得点に結びつきません。
チャンスが作れない中、72分に駆け上がった木下選手がクロス。上がったところにデ・サート選手が走り込むもわずかに合わずクリアとなります。
76分、味方のパスが逸れてサイドラインへ向かいますが冨安選手と関根選手が全力疾走でセーブ。気持ちが入ったプレーで少しでもボールを持つ時間を長くして攻撃につなげます。
タイムアップが近づいてきた87分。ボタカ選手とボリ選手のワンツーで攻め上がるとボリがゴール前に入れて木下がボールの軌道を変えるワンタッチ。難しいボールでしたがキーパーの股に収まり関根選手が詰めますがノーゴール。
ホイッスルが鳴るまで攻め続けたカナリアスでしたが得点を奪えないまま試合は終了。
30試合のシーズン戦を終えて最終的な順位は7位。6位以内で行うPO1への進出を逃し、PO2へと進むことになりました。
1部リーグの7~15位のチームに加え、2部リーグから3チームを加えて行われるPO2。試合の組み合わせと日程は近日中に発表されます。
目標のPO1へは一歩届きませんでしたが、PO2からヨーロッパを目指して頑張ります。
PO2での残りの10試合も応援お願いします。