【試合レポート】アウェイでPO1進出に向け重要な勝ち点1を獲得!【ズルテ・ワレヘム戦】 | STVV(シント=トロイデンVV)日本公式サイト

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2019.2.17

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【試合レポート】アウェイでPO1進出に向け重要な勝ち点1を獲得!【ズルテ・ワレヘム戦】

日時:2月17日(日)4時キックオフ

場所:レインボー・スタディオン(A)

結果:1-1

得点:ピーターズ(75分)、ボリ(82分)

日本人出場選手:冨安健洋、鎌田大地

 

【先発】

GK/ステッペ

DF/ガルシア、テシェイラ(→71分デ・ペッター)、冨安

MF/サンコン、デ・サート(→78分シラ)、アサモア、ボタカ、アコラツェ、鎌田

FW/ボリ

 

3連勝とPO1進出に向けて勢いづくSTVVはスタイエンを離れて現在12位のズルテ・ワレヘムとアウェーで対戦しました。

冨安選手と鎌田選手がスタメン、関根選手と前節のデビュー戦で決勝ゴールを上げた木下選手がベンチ入り。

 

キックオフから8分近くは両チーム丁寧な組み立てを行い慎重な立ち上がりを見せる中、12分、不意を突くスローインからSTVVが攻め込まれてシュートを許します。ゴールに向かって転がるボールをボタカ選手が咄嗟のクリア、ひやりとするシーンでした。

 

対するSTVVはボリ選手が体を張ってボールをキープし、裏に抜けた鎌田選手が相手GKの1対1になり、GKをかわしたところで相手選手に後ろから倒されるも判定はオフサイド。絶好のチャンスでしたが惜しくもゴールとはなりませんでした。

 

両チーム徐々に試合のペースを掴みはじめた21分、ワンツーでディフェンスラインを突破されクロスを許します。ゴール前に走り出した相手選手がダイレクトで合わせたシュートをステッペ選手が右足で神セーブ。幾度もSTVVのゴールを守ってきた守護神は簡単には失点を許しません。

 

25分、空いたスペースにドリブル突破されそのままシュートに持ち込まれますが、シュートはわずかにゴールの上。難を逃れますが展開の早いベルギーリーグでは一瞬の油断も禁物です。

 

流れを変えたSTVV。26分、最後列のガルシア選手から駆け出したボリ選手にダイレクトなロングパスが通り、難しい距離感ながらもGKと1対1になります。GKをうまく避けたシュートはポストの外をかすめてゴールならず。得点には至りませんが相手ゴールを脅かします。

 

激しい攻防が続く中での相手CKのシーンでファーサイドでヘディングで合わせられますが守護神は健在。ステッペ選手の今夜3度目の神セーブでゴールを死守します。

 

その後連続するCKも防ぎ、フリーのボールにデ・サート選手が追いつくと前線のボリ選手を経由して、駆け上がる鎌田選手にボールが渡ります。タイミングが合わずシュートまでは持ち込めませんがCKに。得点には繋がりませんでしたがチャンスを確実に作ります。攻防は続きますが、両チーム得点がないままスリリングな前半が終わります。

 

後半開始直後、相手FKを防ぐとアコラツェ選手が得意の俊足をいかしてピッチを掛け上がります。遅れて援護に上がったアサモア選手にパスが落ちると強烈なミドルシュートを放ちます。相手GKのパンチングされたもの後半駆け出しからいい形を作り、続くCKとFKでは前半同様ファーサイドにテシェイラ選手と冨安選手ら高さのある選手をターゲットに攻撃を仕掛けます。

 

64分、相手のスローインからディフェンスラインを割られてゴール前に切り込まれるとフワッと浮かせたボールにゴール前でフリーの相手選手が合わせて直接シュート。守護神ステッペ選手がまたもや神セーブ。

 

何度もステッペ選手により守られてきたSTVVのゴールでしたがついに失点を許してしまいます。75分に中盤でボールを失うとディフェンスが崩され、右サイドからクロスを上げられてしまいます。上がったボールは逆サイドでフリーのピーターズ選手の元へ。ダイレクトにシュートを打ち込まれ守護神もなす術なし。後半の厳しい時間帯での失点となります。

 

追いつきたいSTVVは積極的にプレーして少しでもポゼッションを増やそうと努力します。デ・ペッター選手のハッスルプレーでボールを奪うと前線にパスを繋いでシラ選手からフリーのアサモア選手につなぎシュート。相手GKのパンチングに弾かれます。

 

試合も終わりに近づいた82分、ついにSTVVが同点に追いつきます。守備網の間を抜くパスがボリ選手に渡り、ボリ選手がためにためてGKをかわしてゴール。今日はるか遠くに感じた念願のゴールで同点に追いつきます。

 

その後も勝ち越し点を取りに行くSTVV。88分、右サイドに流れたシラ選手が鋭いクロスを入れるも駆け込むボリ選手と合いません。試合終了間際に幾度もエリア内に攻め込まれましたが、冨安選手やデ・ペッター選手の体を張ったプレーで失点を防ぎます。

 

ロスタイムでも試合は動かず、同点で試合終了。アウェーでの難しい試合でしたが終盤に追いついたSTVVがなんとか勝ち点1点を獲得しシント=トロイデンへの帰路につきました。

 

次節は日本時間2月25日(月)4時からホームでシャルルロワと対戦します。PO1進出に向けて気の抜けない試合が続きます。

 

シーズン最終戦30節のヘント戦(日本時間3月18日午前2時、ベルギー時間3月17日午後6時)ではH.I.S.の観戦ツアーも開催。PO1進出に向けてぜひベルギーまで応援に駆けつけてください。

 

https://www.sports-his.com/soccer/euro/stvv_6.htm