2018.12.09
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【試合レポート】鎌田選手10得点目! 厳しい連戦で勝ち点1ゲット【スタンダール・リエージュ戦】
日時:12月9日(日)4時30分キックオフ
場所:スタイエン(H)
結果:1-1
得点:鎌田(46分)、ウラレ(59分)
日本人出場選手:冨安健洋、鎌田大地
【先発】
GK/ステッペ
DF/ガルシア、テシェイラ、冨安
MF/デ・ノーレ、アサモア、デ・サート(→83分デ・ペッター)、ボタカ、ベズス
FW/ボリ(89分→セバリョス)、鎌田
リーグ戦4連勝と好調のSTVVはリーグ7位のスタンダール・リエージュと対戦。アップ時から暴風雨が降り込む悪天候の中、たくさんのSTVVファンがスタジアムに詰めかけました。
スタメンで冨安選手と鎌田選手が出場。遠藤選手はベンチ入りしたものの出場機会がありませんでした。
開始5分に鎌田選手が見事なドリブルでエリア内に侵入。エンドライン沿いからゴール前まで駆け上がると強烈なシュートを放ちますが、GKに弾かれ得点ならず。球威の強いボールを正面で受けたGKが倒れ込み、鎌田選手が駆け寄るシーンも。
雨風が強まりピッチコンディションがすぐれない中、チーム一丸となって味方をカバーします。ボリ選手、ベズス選手、テシェイラ選手らが体を張ってボールを奪取。試合を重ねるごとにチーム力が増している様子がうかがえます。
18分に冨安選手のインターセプトからボールを繋ぎ、空いたスペースをベズス選手が駆け上がりミドルシュート。これもまたGKの正面となりノーゴール。しかし確実にチャンスを創出します。
その5分後にはベズス選手からボリ選手へ巧みなスルーパスもGKの好プレーに阻まれます。メキシコ代表GKのオチョア選手を前になかなか得点ができません。
スールボールを追いに行ったデ・サート選手が相手選手の強烈なタックルに弾かれたもののホイッスルはならず、会場のボルテージは最高潮に。大雨の中集まったサポーターも大声援を送りSTVVの背中を押します。
その後、STVVが攻め込まれる時間が続きます。連続CKでは冨安選手が体をねじってボールを蹴り出す好プレーを見せ、ガルシア選手、ステッペ選手も捨て身のディフェンスで防ぎ切ります。
徐々にリエージュペースなる中、35分にテシェイラ選手からデ・サート選手にロングボールが通り、フリーでボールを受けるも相手DFに追いつかれてシュートし切れませんでした。
激しい攻防を続けるもののなかなか得点が決まらず、このまま0‐0で前半終了かと思いきや、あの男が会心のゴール!!
アサモア選手からのパスをターンしながら巧みにDFを抜くと、柔らかいタッチのドリブルでオチョア選手を翻弄!
ロスタイム2分に先制をして試合を折り返します。
リードした展開で後半を迎えるものの、59分に連携のミスからカウンターを受け、ウラレ選手とGKのステッペ選手が1対1になり、ステッペ選手がかわされゴール。後半開始10分で試合は振り出しに戻りました。
反撃するSTVVは64分にデ・ノーレ、デ・サート選手が連続ミドルシュート。しかしゴールネットを揺らすことができません。
70分にはベズス選手がフリーの鎌田選手をしっかりと見つけてパス。続くカウンターにはベズス選手が相手選手のコースにうまく入りファールを誘いピンチを防ぎました。
その後も冨安選手からのロンググラウンダーを受けたボタカ選手が駆け上がりクロス。鎌田選手が体をうまく前に入れてトラップするも体制が整わずシュートならず。失ったボールを奪い返し、走り込むデ・サート選手に後を託すもシュートは大きくゴールの上へ。
前半同様引き分けのまま試合時間は残り10分となります。均衡した試合でのマーク・ブレイス監督が切った交代のカードは、83分と88分にそれぞれデ・ペッター選手とセバロス選手の投入。勝ち点3を狙いにいきますが、ロスタイム3分を要しても試合は動かず、1‐1のドローで試合終了。
上位チームとの3連戦は2勝1分けと上々の内容です。プレーオフ1圏内をキープして次節を迎えます。次はアウェーでロケレンと対戦。日本時間12月16日(日)4時キックオフです!