クロッキーカップ  ラウンド16 アントワープ戦（A）

12月4日(木) AM4時30分

結果：3-3（PK4-3）

得点：

アントワープ：ケルク（15分、61分）、スコット（21分）

シントトロイデン：後藤（17分、69分）、ヴァンウェセマール（45+4分）

出場日本人選手：山本理仁​​、伊藤涼太郎、松澤海斗、後藤啓介

【先発】

GK/ レンドフレス

DF/ ヴァンウェセマール、ヴァン・ヘルデン、ムスリウ、ユクレラー（100分 ヤンセンス）

MF/伊藤（70分 フェラーリ）、山本（115分 ナリ）、ディルキン（70分 メルラン）

FW/ムヤ（70分 松澤）、後藤（111分 デルプポ）、セヴァウイ

トピック

◆カップ戦2戦目となる本日の相手はアントワープ。週末のヘント戦からスタメンを3名変更し、山本・伊藤・後藤の日本人3選手が先発出場。谷口、小久保、松澤はベンチからのスタートとなった。

◆前半は互角の立ち上がりを見せる。7分には伊藤と山本の連携からセヴァウイがシュートを放つが、相手DFに当たりコーナーに。13分には相手FWに決められたかに見えたが、これはオフサイド判定で救われた。

◆しかし15分、相手FWのボレーが決まり先制点を許す。それでも直後の17分、相手GKへのプレスから後藤が押し込みすぐに同点に追いつく。だが22分には再び失点。その後は決定機を作れなかったものの、前半終了間際に後藤のヒールパスを受けたヴァンウェセマールが同点弾を決め、2-2で前半を折り返した。

◆後半は開始直後から相手に主導権を握られる。53分には後藤のパスを受けた伊藤がカットインから狙うが、惜しくも枠外。62分にはロングボール対応のミスから角度のない位置から決められ、ふたたびリードを許してしまう。

◆それでも69分、セヴァウイのパスに反応した後藤がこの日2点目となるゴールを挙げ、試合を3-3の振り出しに戻す。以降は松澤を含む3選手を立て続けに投入し攻勢を強め、試合終盤には山本が裏へ抜け出す場面もあったが勝ち越しには至らず。後半はそのまま3-3で終了し、延長戦へ突入した。

◆延長前半は互いに大きなチャンスを作れない展開。95分にはヴァンウェセマールの右クロスが合わず、104分には相手の強烈なシュートをレンドフレスがファインセーブで阻む。延長前半は無得点で終える。

◆延長後半は後藤と山本を下げ、フレッシュなメンバーで勝ち越しを狙う。113分にはメルランがペナルティエリア付近から力強いシュートを放つも枠外。直後の114分にはフェラーリがデルプポのパスから狙うが、相手GKに阻まれた。延長後半も両チーム得点できず、勝負はPK戦へ。

◆PK戦はSTVVが先攻。1人目のメルランが失敗したものの、その後はフェラーリ、ムスリウ、ヤンセンスが成功。一方アントワープは4人全員が成功し、5人目のセヴァウイのキックは相手GKに止められて万事休す。PK戦は4-3で敗れ、惜しくもカップ戦敗退となった。

@BELGA

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