━━ヘント戦に向けての意気込みを教えてください。

カップ戦ですが、リーグ戦と何の変わりはない試合だと思うので、しっかり勢いを持って挑みたいと思います。
個人としては、まだ公式戦でゴールやアシストという結果を出せていないので、この試合で結果を出して、リーグ戦に繋げていきたいです。

 

━━ヘントに対する印象は？

全体的にクオリティの高い選手が揃っているビッグクラブです。

ただ、恐れずに、自分たちのサッカーをすれば勝てるということは分かっているので、自分たちのゲームができるようにしていきたいです。

━━カップ戦に対してどのように考え方は？
カップ戦であろうとリーグ戦であろうと同じ1試合ですし、その重要性は同じだと思っています。
相手がどうこうではなく、自分たちの求めてるサッカーをし、それに結果がついてこれば一番だと考えています。

━━これまでリーグ戦全試合に出場していますが、平均出場時間は22分です。スタメンでプレーするためには？

もちろん、より長くプレーしたいという気持ちはあります。

しかし、まだゴールやアシストという結果を出せていないという現状はあるので、もっと良い選手になって監督が使わざるをえない選手に成長していきたいです。

 

（同席したフィンク監督のコメント）
（山本選手は）大きなポテンシャルを持つ良い選手です。U-22日本代表でキャプテンも務めています。日本の良い若手選手たちが私たちのチームにいることを自覚しています。私たちには（彼らと）6か月のような短期的な計画ではなく、長期的な計画があります。

現在、［3-4-3］のシステムでプレーしていると思いますが、今（同じポジションに）マティアス（デロージ選手）がいて、シーズンの最初は予測していませんでしたが、とてもいいプレーをしていて、彼を（スタメンから）外すことはできません。伊藤選手も今季良いシーズンを過ごしているので、山本選手は少し我慢が必要です。ポジション争いをしていて、このような状況はサッカーではたまに起こりますが、何かのきっかけでトントンとポジションがめぐってくることもあります。

 

彼は試合中にハイスピードでスプリントをたくさんしますし、複数のポジションでプレーできるので、（彼がいることは）私たちにとっては非常に良いことです。なので、彼は常にプレーしてきました。（新しい環境への）適応も現状非常によくできていると思います。将来的にはスタメンの11人に入ることが想像できます。ただ、今は我慢して待つ必要があります。それがサッカーです。

 

━━パリ五輪に向けた目標は？

パリ五輪に出場して、メダリストになるというのが日本チームの目標としてあります。
もちろん、そのためにはアジア大会で出場権を獲得しなければなりませんし、個人としてはキャプテンを任されることが多くあるので、チームを引っ張って結果を出したいと思います。