クロッキーカップ ラウンド32 フランクス・ボラン戦（H）

11月1日(水) AM4時30分

結果： 3−0

得点：ザヒロレサラーム（93分）、岡崎慎司（111分）、ステウカース（120+2分）

日本人選手：伊藤涼太郎、山本理仁、藤田譲瑠チマ、小川諒也

【先発】

GK/ コッペンズ

DF/ ヴァン・ヘルデン、スメット、ヤンセンス

MF/ アナヌー（78分 岡崎）、デュモン（89分 伊藤）、藤田、小川（119分 ナリ）

FW/山本（105分 ヴァンウェセマール）、カヤ（78分 ステウカース、バーンズ（78分 ザヒロレサラーム）

 

今季のクロッキーカップ（国内カップ戦）ラウンド32。ホームにフランクス・ボラン（2部）を迎えたSTVVは、直近のリーグ戦から先発を９人変更。小川選手が加入後初出場、デュモン選手、ヤンセンス選手が今季初先発を果たした。

 

 

試合は序盤から一進一退の展開に、17分、相手のミドルシュートがゴールを襲うも、コッペンズ選手の落ち着いた対応でしのぐと、26分に決定機。小川選手のクロスにバーンズ選手が合わせるも、ヒットせずに枠を外れた。39分には右サイドから決定機。アナヌー選手のクロスからカヤ選手がシュートを放つが、ゴールは奪えずにスコアレスで前半を折り返した。

 

 

後半はSTVVが主導権を握る時間帯が続く、65分にバーンズ選手、69分にはヤンセンス選手のミドルで連続でゴールに迫る。78分には、３枚代えで試合を動かしにかかる。後半ロスタイムに、ステウカース選手のクロスをザヒロレサラーム選手がシュート、こぼれ球を岡崎選手が押し込むも、相手GKのビックセーブでネットは揺らせず。0-0で延長線に突入することに。

 

延長前半3分、待望の先制点を奪う。左サイドで抜けだした小川選手のピンポイントクロスをザヒロレサラーム選手が押し込み、ネットを揺らした。今夏に米エール大学から加入したザヒロレサラーム選手のプロ初ゴールで1点リードを奪うと、延長111分には、伊藤選手のクロスをファーで岡崎選手が頭で合わせて、追加点をゲット。勢いが止まらないSTVVは、ラストプレーでPKを奪取し、そのPKをステウカース選手が落ち着いて沈めて、延長線の末、3-0で快勝。

 

 

９人のスタメン変更、2選手がプロデビューを果たすなど、総力戦の中で次ラウンド進出を決めることができたのは、自信になったはずだ。次なる戦いは、2日後に行われるオイペン戦。この勢いを逃さずに、公式戦3連勝を目指す。