リーグ開幕戦スタンダール・リエージュ戦大王わさびスタイエンスタジアム（H）

7月31日(月)AM2時15分

結果： 1-0

得点：コイタ（87分）

日本人選手：シュミット ダニエル、伊藤涼太郎、岡崎慎司、山本理仁

 

【先発】

GK/ シュミット

DF/ ヴァン・ヘルデン、スメット、ゴドー

MF/ アナヌー、伊藤（65分 デュモン）、デロージ（85分 山本）、ボキャ

FW/ ステウカース（90+4分 ヴァン・デッセル）、カヤ（85分 岡崎）、コイタ（90+4分 バーンズ）

 

いよいよ開幕した2023-24シーズン。今季はSTVVにとっても2月にクラブ創設100周年を迎える節目の年。昨季からコーチ陣、選手を大幅に入れ替え臨む今シーズンは、伊藤選手・山本選手・小川選手が加入し、フィンク新監督の下、期待が膨らむ開幕戦となった。

 

 

立ち上がりから、プレシーズンから取り組んできた「ボールを繋ぐサッカー」でボールを支配しながらチャンスを伺う、STVV。7分、コイタ選手がカヤ選手とのワンツーから単独で抜け出し、決定機。その後も、ボキャ選手と伊藤選手が立て続けにミドルを放つなど、押し込む時間帯が続くが、ゴールネットは揺らすことができない。その後はつなぎの部分のミスで、シュートまでいけない時間が続くが、シュミット選手の好セーブもあり、スコアレスで前半を終えた。

 

 

後半、先制点を目指すSTVVは、51分、ステウカース選手のパスに抜け出したアナヌー選手のクロスにカヤ選手が合わせたが、シュートはクロスバーを超えた。続く54分にも、左サイドのクロスに、カヤ選手が飛び込む。65分、フィンク監督が動く。伊藤選手に代えて、スタンダールのアカデミー育ち、デュモン選手を投入。ホーム開幕戦を、勝利で飾りたいSTVVは、更に攻勢に出る。74分、ステウカース選手が右サイドのカットインからシュート。77分には、CKの流れから、飛び込んできたスメット選手がヘディングシュートも、ゴールライン手前で相手がクリア。諦めないSTVVは、85分に岡崎選手と山本をW投入。

 

 

すると直後、遂にネットを揺らした。コイタ選手がカットインから左足で豪快なミドルシュートを突き刺し、先制に成功した。8.000人以上のサポーターが駆け付けたスタジアムが大歓声に包まれるなど、ボルテージが最高潮に達した。このまま試合は終了し、開幕戦は1-0の勝利に終わった。試合を通してボールを支配し、強豪スタンダール・リエージュ相手に互角以上の戦いを見せたSTVV。次節、コルトレイクとのアウェーゲームで連勝を目指す。