【試合レポート】ロスタイムに同点弾も、プレーオフ2テストマッチ進出ならず | STVV(シント=トロイデンVV)日本公式サイト

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2019.5.16

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【試合レポート】ロスタイムに同点弾も、プレーオフ2テストマッチ進出ならず

 

日時:5月16日(木)3時半キックオフ

場所:ヴァースレイ・アレナ(A)

結果:1‐1

得点:グリ(37分)、デ・サート(92分)

日本人出場選手:冨安健洋、鎌田大地、関根貴大、遠藤航

 

【先発】

GK/ステッペ

DF/サンコン(→59分アサモア)、ムマエ、冨安

MF/関根(→65分アコラツェ)、遠藤、ボタカ、デ・サート、鎌田

FW/シラ、ボリ(→46分セバロス)

 

PO2グループステージ第9節は、オーステンデでのアウェー戦。勝ち続けなければならないSTVVにとって大事な試合が続きます。
スタメンには関根選手と遠藤選手が復帰。冨安選手と鎌田選手も先発し日本人選手4人が先発出場しました。

 

勝ちにこだわるSTVVと攻撃に定評のあるオーステンデの一戦は前半から激しい攻防戦となります。

最初にチャンスを得たのはホームチームのオーステンデ。7分にゴール正面の位置でFKを得てシュートを放ちますが、遠藤選手が飛び込んで軌道を変えます。ゴール前に飛んだボールに相手がフリーで駆け込み頭で合わせますが、シュートはゴールの上へと逸れて難を逃れます。

 

反撃するカナリアスは8分にシラ選手が右サイドを突破しクロスを入れますが、相手DFにに当たりゴールなりません。

続く10分、冨安選手から前線の関根選手にロングパスが渡ると体をうまくひねってトラップ。好調のドリブラーはゴールへと向かいCKを獲得します。その後のプレーでも相手DFを置き去りにするドリブルで積極的な姿勢を魅せます。

オーステンデのセットプレーが続く時間帯もしっかりと我慢し、17分にSTVVが得たCK。

関根選手が蹴るボールをファーサイドから繋ぎ、遠藤選手がフリーでシュート。しかし、ゴール前を固めた相手DFに当たり得点となりません。

 

ようやく試合が落ち着き始めた25分、関根選手と鎌田選手のワンツーで鎌田選手がゴール前に駆け込みます。ドリブルで相手をかわすもエンドラインでのスライディングで倒されこちらはゴールキックに。

この判定に鎌田選手が抗議しVAR判定の結果PKを獲得します。

しかしシラ選手のPKは、かつてSTVVでもプレーしたオーステンデGKのドゥトゥワ選手に防がれてしまいます。

 

両チームが攻め合う展開が続く中、均衡が破れたのは37分。

中盤でボールを進められると大きくスペースが空いたエリア内まで一気に攻め込まれ、サンコン選手が距離を詰めた裏をかかれ、パスを出されてそのままゴール。PO2では先制点を許す展開が多かったSTVV、この試合も追う展開となってしまいます。

 

追いつきたいSTVVですがなかなか得点の機会を作れず時間だけが進みます。
前半終了間際にカウンターを許し失点のピンチを迎えますがムマエ選手と冨安選手がゴール前で対応。1‐0で追う展開のまま前半を終了します。

 

後半に入りまずは同点に追いつきたいSTVV。

ボリ選手に代わってセバロス選手を投入します。

 

52分に得たCKでは、ニアに駆け込む遠藤選手のヘディングシュートがゴールを襲うも、相手GKに弾かれ、セカンドボールもからも得点ならず。

57分に左サイドから鎌田選手、関根選手と繋ぎ、デ・サート選手がシュートを放ちますがまたも相手GKが反応して対応。簡単には得点させてくれません。

 

その後、オーステンデにリズムをつかまれ守りに回る時間帯が10分以上続きますが、なんとかしのぎます。

83分、遠藤選手を起点にボタカ選手がファーサイドにクロス、最後はシラ選手がヘディングシュートも、相手GKの好セーブの前に無念。その後のCKも防がれてしまい1点を追うまま試合終盤へと差し掛かります。

 

このまま試合終了かと思われた91分。遠藤選手からの絶妙なパスでデ・サート選手が待望の同点弾得点。なんとか引き分けに持ち込みました。

 

しかし、シャルルロワが勝利したため、STVVのPO2グループA首位突破への挑戦は最終節を残して途絶えてしまいました。

PO2はラスト1試合、次節ウェステルロ戦は5月19日(日)3時キックオフです。