2024.9.24
- イベント
【イベントレポート】Jヴィレッジチャレンジ2024 小学生サッカー教室 開催レポート
9月23日(祝・月)、福島県、Jヴィレッジと共に「Jヴィレッジチャレンジ 2024 powered by シント=トロイデンVV 小学生サッカー教室」を開催いたしました。
今年で4年目の開催となった本イベントには、福島県内外から小学生約140人が参加しました。
ゲストには、2011年女子W杯優勝監督の佐々木則夫さんと、サッカー日本女子代表のフィジカルコーチ、大塚慶輔さんをお迎えしました。さらに、人気サッカーYouTuberのマキヒカさんと梅谷堅人さんがイベントの進行を担当しました。
サッカー教室は、低学年対象の第1部と高学年対象の第2部に分かれ、同じプログラムが行われました。
開会式
ゲスト4名が登場すると、参加者から大きな拍手が沸き起こり、開会式が始まりました。大塚慶輔さんは「できないことがあっても、チャレンジすることが大事です」と参加者たちにメッセージを送りました。
サッカー教室
サッカー教室は、4つのグループに分かれて実施。大塚慶輔さんの指導のもと、まずはボールを使ったウォーミングアップから始まり、5つのメニューを実施しました。
コーチからのパスを受け、1vs1でコーンゴールを突破するパス&コントロールの練習や、ジグザグステップの後、パスを受けシュートを放つ練習などが行われました。
参加者たちが難しいトレーニングに挑戦していると、佐々木則夫さんからアドバイスがあったり、マキヒカさんや梅谷堅人さんが積極的に声をかけて盛り上げるなど、子どもたちは楽しみながら取り組んでいました。
教室の最後にはミニゲームが行われ、学んだことを活かしながら楽しくプレーしました。
オンライン交流会
第1部・第2部の後には、Jヴィレッジホールにてオンライン交流会を実施しました。
前半は、シント=トロイデンVV所属の山本理仁選手、藤田譲瑠チマ選手が登壇し、参加者からの質問に答えました。山本選手、藤田選手は、一つひとつの質問に丁寧に答え、時には参加者からの質問に真剣に悩む場面もあり、賑やかな雰囲気で交流会が進みました。
「小学生の時、どんなことを意識して練習していましたか?」と聞かれると、藤田選手は「コーチがなぜその練習をやるのか、ということを常に考えながらサッカーをしていました。試合中はどこでボールをもらったら相手は嫌なのか、どういうプレーをしたら勝てるのかということを常に意識していました」、山本選手は、「ボールをたくさん触ることを意識していました。僕も藤田選手と同じく、試合の振り返りをしたり、分からないことはコーチに聞くなど、常にどうしたら上手くなるのか考えながら練習をしていました」とコメントしました。
また、マキヒカさんが「小学生の時から夢を持つことの大切さ」を聞くと、藤田選手は「目指すものがあると行動をとるのは簡単だと思います。僕は、小学生の頃の夢はプレミアリーグでプレーすることでしたが、夢のために全力でサッカーを楽しむことや努力をしていました。目指すものがあるとそのための努力が自然とできるようになるので、夢を持つことは大切」と答えました。
最後に、山本選手、藤田選手からネーム&サイン入りユニフォーム、サイン色紙のプレゼント。ジャンケンで勝ち残った4人の参加者がプレゼントを受け取り、選手との記念撮影を行いました。
後半は、STVVアンバサダーで現在はドイツ6部バサラ・マインツで監督を務める岡崎慎司さんが登場。
「どうやったら自信がつきますか?」という質問には、「まずは、自信がないことが普通だと思うのが大事。新しいことに挑戦したら皆失敗するし、それが当たり前。でも何回もやっていたらどうしたら失敗しないか学んでいくことができる。いっぱい経験して一個ずつ直していくと少しずつそれが自信になっていくので、失敗やミスを恐れずに挑戦することが大事です」と答えました。
その後、岡崎さんからもネーム&サイン入りユニフォーム、サイン色紙のプレゼントがありました。
最後に岡崎さんから「本当は日本で一緒にサッカーをしたり、教えてあげたかったけど、こういう形で皆と交流ができてとても嬉しかったです。日々皆さんは色々なことに挑戦していることかと思います。サッカーや挑戦していることを楽しんで、努力してください。そうすることで、目標や夢が新たに見つかったり、最終的に皆にとって大事なものに繋がると思います。ぜひ失敗を恐れず諦めずに挑戦し続けてください!応援してます!」と、メッセージがありました。
シント=トロイデンVVで活躍する山本選手、藤田選手、元日本代表の岡崎さんに直接質問をする貴重な経験となりました。
ご参加いただいた参加者、保護者様、スタッフの皆さんありがとうございました。