ミロス・コスティッチ監督 就任記者会見コメント | STVV(シント=トロイデンVV)日本公式サイト

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2020.1.05

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ミロス・コスティッチ監督 就任記者会見コメント

1月4日(土)、スタイエンスタジアムの記者会見室で「ミロス・コスティッチ監督 就任記者会見」を行いました。

 

 

Q: ようこそ、シント=トロイデンVV(STVV)へ

A:まずは、 役員、会長(デイビッド・ミーカーズ)、CEO(立石敬之)と強化部長(アンドレ・ピント)に伝統的なベルギーのクラブで指揮をするチャンスを与えてくれたことに感謝します。

 

Q: リールセで1年アシスタントコーチをされていましたが、ベルギーリーグの印象は

A: ベルギーリーグ は組織的でレベルの高いリーグで、その結果がベルギー代表チームの2年間継続してのFIFAランキング1位だと思います。ベルギーに来るのは簡単な決断でした。

 

Q: 自身の今までの監督キャリアについて

A: 膝の大怪我で引退してから、スロベニアサッカー協会がユースの育成に約7年携わらせてくれ、U17代表とU19代表それぞれで欧州選手権大会に出場しました。ユースチームのアシスタントコーチをしながら、スカウトや分析官としてA代表チームのためにも尽力しました。

 

その後、スラビサ・ストヤノビッチ氏がレッドスター・ベオグラードで監督をする際にアシスタントコーチに就任し、リールセでも彼と共に働きました。スロベニア1部(NKクルカ)のクラブで監督としてのキャリアをスタートさせて、ボスニア1部(FKジェリェズニチャル)、ギリシャ(アハルナイコスFC)で指揮をして今に至ります。

 

Q:監督が目指すサッカーについて

選手としては、右サイドバックで情熱を持った選手でした。選手時代に大事にしていた情熱とアグレッシブさを、監督として選手たちに伝えていきたいと思います。STVVで以前プレーした事のある友人に「STVVの選手たちは戦士のようで、勇敢でピッチ上で死ぬ覚悟で戦っている」と聞いたのですが、私の監督スタイルに似ているので、上手く指揮できると思います。テクニックと戦術面での成熟度も大事ですが、毎試合ピッチで100%で戦えれば、結果はついてくると思います。

 

Q: 残りのシーズンをどのように戦っていきたいですか

A: STVVの過去数試合を分析しましたが、ハイエン アシスタントコーチ(前暫定監督)は私の好むフィロソフィーで指揮していたと思います。PO1に進出するなどの約束は出来ませんが、しっかり準備をして、一歩ずつ、1試合ごとに勝ち点を積み上げたいです。今シーズンPO1に進出できれば、チームとして素晴らしい結果だと思います。

 

Q: 明日キャンプに出発しますが、選手たちへのメッセージと意気込みを

A: 短期間で準備をし、次節への調整をしないといけないので、選手たちにとっては難しいかなと思います。コーチ陣の働き方に選手たちが慣れないとならないですし、コーチ陣も選手たちに合わせる必要があります。プロフェッショナルとして、キャンプ期間でチームとして行動を共にしお互いの理解を深めたいと思います。キャンプが終わってシント=トロイデンに戻ってきた際には、残りシーズンの準備も終わらせて戻ってきたいです。