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【試合レポート】15分の試合中断、大荒れのダービーは3点差に追いきドロー

 

日時:9月29日(木)3時30分キックオフ

場所:スタイエン(H)

結果:3‐3

得点:ボンゴンダ(14分)、ハジ(48分)、ハジ(60分)、ボリ(62分)、ガルシア(80分)、ボリ(87分)

日本人選手:シュミット・ダニエル、鈴木優磨、伊藤達哉

 

【先発】

GK/シュミット

DF/デ・スメット、サンコン、ガルシア、ヤンセンス(→43分鈴木)

MF/コロンバット、ムマエ、ボタカ、アコラツェ(→71分ソウザ)、デ・ブライン(→61分伊藤)

FW/ボリ

 

ベルギーリーグ第9節はSTVVと同じリンブルグ州に位置するゲンクとのダービー戦。両チームにとって非常に大事な一戦なのであり、ホームのSTVVにとっては1年間で最も大事な試合とも言える大一番です。

 

スタメンには正ゴールキーパーとして定着したシュミット選手が選出された他、U-21アルゼンチン代表のコロンバット選手が初スタメンに抜擢されました。

鈴木選手と伊藤選手はベンチからのスタートです。

 

キックオフ前からスタジアムのボルテージは最高潮。異様な空気に飲まれたのか、ホームのSTVVは序盤から小さなミスで押される展開となります。

ゆっくりと徐々に持ち直したかと思われた13分、STVVが先制されてしまいます。後方のミスから連続して与えてしまったFKとCK。2度は防いだものの最後はうまく頭で合わされ強烈な先制点を決められます。

 

早くも追う展開となってしまったカナリアス。同点弾を狙いに行くも、昨年のリーグチャンピオンはそう簡単には思うように攻撃させてくれません。

変わらず押され気味の展開が続く16分、STVVは最初のチャンスとなるCKを得ます。ファーを狙ったクロスにボリ選手が飛び込んでヘディングシュートを放ちます。うまく合わせたシュートは勢い余って枠の上へ。同点弾とはなりません。

 

31分、ガルシア選手からのロングパスがインターセプトされると早い展開でカウンターを受けてしまいます。2本の縦のパスから最後は伊東純也選手がグラウンダーの鋭いクロス。ここはシュミット選手とデ・ブライン選手が連携してチャンスを潰します。

33分、左サイドから攻め込むカナリアスはサンコン選手が切り込んでクロス。ボリ選手がゴール前で体を入れてボールをポゼッションしますがトラップの際に腕に当たってしまい、ハンドを取られます。

36分、またも左サイドから攻めるSTVV。コーナーラインでボールを奪い返すとエリア内に流れ込む選手にパスを入れます。このパスをコロンバット選手がスルーの判断。相手の混乱を招いたプレーにデ・ブライン選手が2列めから飛び出すも合わず。

 

39分。STVVに同点のチャンスが訪れます。左サイドでデ・スメット選手とデ・ブライン選手のワンツーからアコラツェ選手が切り込むと、最後は鋭いクロスがボリ選手へ。相手DFに阻まれ、CKとなります。

その後、果敢にゴールを狙い連続してCKを獲得し。

この時間帯からSTVVのペースで試合は進み、同点のチャンスを何度も創出するも、なかなかゴールネットを揺らすことができません。

 

42分、序盤に鼻を負傷したヤンセンス選手に代わり鈴木選手が投入されます。

43分、エンドライン付近でFKのチャンスを得ると奥で構える鈴木選手にボールを入れます。胸でボールを受けるも、ここはシュートまで持ち込めません。

前半終了のホイッスルまでホームのSTVV優位の展開が続きましたが、同点弾を決めきれずハーフタイムを迎えます。

 

後半開始早々、ゲンクの猛攻に遭うSTVV。

後半開始早々、自陣でボールを失うとゲンクのサマッタ選手が一瞬のスキを突いてペナルティエリアへ。ここはシュミット選手が1対1でしっかりと対応。

しかし、このプレーで与えたCKからゴール前の混戦でボタカ選手にハンドの判定でPKに。これをしっかりと決められてしまい0‐2。ゲンクがさらにリードを広げます。

 

得点後もゲンクの勢いは止まらず、STVVの苦しい時間が10分近く続き、カウンターを狙うカナリアスですが攻撃がかみ合わずシュートまで持ち込めません。

悪い流れを断ち切れないまま59分に再びエリア内でイエローカードが出てしまいます。このPKもまた決められ0‐3。状況はさらに苦しくなってしまいます。

 

3点を追うカナリアスはカップ戦で攻撃の起点となった伊藤選手を入れます。

さっそく反撃に出たところで審判が試合を中断。熱くなったファンからの飛来物による危険で試合の続行が不可能と判断し選手を一度ロッカーへと戻します。

 

約15分の中断を経て61分にSTVVのCKから試合が再開。

中断が長く、両チームともに切り替えが難しかったこのタイミング、STVVはこのチャンスを活かして1点を返します。

アコラツェ選手のニアサイドへの低い軌道のCKは相手DFにあたり弾道を変え、最後はボリ選手が頭で押し込み待望の1点目を決めます。

 

STVVのペースは続き、65分にアコラツェ選手が左サイドをドリブル突破し、またもCKのチャンスを獲得。相手の読みと逆のファーを狙ったクロスをうまくシュートに持ち込むも、ここはゴールの右。このプレーは追加得点となりません。

ゲンクが選手2人を交代したことで流れが断ち切られたかと思った70分、またもカナリアスにビッグチャンス。鈴木選手、伊藤選手、コロンバット選手と技ありのパスでうまく繋ぐと、最後はファーの鈴木選手にボールが渡るも惜しくも合わず。

71分には最後の交代としてソウザ選手を投入し、なんとしても追加点を狙いにいくカナリアス。

73分、ゲンクにCKのチャンス。真ん中でフリーの選手に渡りシュートを打たれるもシュミット選手がわずかに触れて難を逃れます。

74分、デ・スメット選手が伊藤選手めがけてパスを入れると伊藤選手がスルー、その先には鈴木選手。ボールを受けゴールへと向かいながら味方の状況を確認すると逆サイドでフリーのボタカ選手に繋ぎます。ゴールとの距離を詰めて放たれたシュートは相手選手にあたりゴールならず、その後の展開も実らず得点できません。

79分、待望の追加点が入ります。左サイドでFKのチャンスを得たカナリアス。キッカーの伊藤選手の絶妙なフリーキックのセカンドボールをガルシア選手が体を逸らして渾身のボレー。魂のこもったシュートがゴールネットに勢いよく突き刺さり2点目のゴール。あと一歩まで詰め寄ります。

 

同点のピンチでも引かない王者ゲンク相手に、なんとしても食らいつこうとするSTVV。

86分、3点のビハインドからSTVVが追いつきます。

サイドを大きく変えて右からアタックすると伊藤選手がドリブルで仕掛けます。テンポよくパスを繋いで相手のDF陣をうまく引き出すとボタカ選手が抜け出したボリ選手にフィード。受けたボリ選手がゴールネットに同点弾を突き刺し3点差を白紙に戻します。

 

この展開に興奮しきったアウェー・ゲンクのサポーターを落ち着かせるため、警察隊がピッチに入り再び試合は中断します。

 

しかし、中断からわずか数分、主審は試合終了のホイッスルを鳴らします。

STVVにとってはさらに追加点を狙えそうな雰囲気だったため選手とサポーターは納得がいかない様子でしたがここで試合終了となります。

 

荒れた展開から、ダービーマッチで3点を追う展開からドローまで持ち込んだカナリアス。

レギュラーシーズンの1/3となる第10節は10月6日(日)3時30分キックオフ、アウェーでコルトレイクと対戦します。