【試合レポート】シュミット・ダニエル選手デビューも、攻守噛み合わず大敗 | STVV(シント=トロイデンVV)日本公式サイト

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2019.8.03

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【試合レポート】シュミット・ダニエル選手デビューも、攻守噛み合わず大敗

 

日時:8月3日(日)3時半キックオフ

場所:ヤン・ブレイデルスタディオン(A)

結果:6‐0

得点: オケレケ(16分、20分)、ヴァナケン(39分)、タウ(44分)、デニス(72分)、スフライフェルス(83分)

日本人選手:シュミット・ダニエル、遠藤航

 

【先発】

GK/シュミット

DF/デ・スメット、ガルシア、テシェイラ、ヤンセンス

MF/アコラツェ、アサモア、ヴァン・デッセル(→56分遠藤)、ボタカ、デ・ブライン(→70分コン・フォン)

FW/ボロンゴ(→46分ボリ)

 

黒星発進となったSTVVのリーグ第2戦は、CL予選にも出場する強豪、クラブ・ブルージュとの対戦。満員の観客で埋め尽くされたヤン・ブレイデルスタディオンに乗り込みます。

スタメンにはダニエル選手、デ・スメット選手、ヴァン・デッセル選手ら新加入選手が続々と名を連ねます。
また、後半にはベトナム代表のコン・フン選手も交代で入り、今節は4選手のデビュー戦となりました。

 

立ち上がりの10分は両チームともにチャンスを伺いながらの均衡した試合展開となります。

8分に左サイドから攻め上がられるも、ヤンセンス選手とガルシア選手がくらいついて応戦。続くCKとスローインにも冷静に対応し、最後はGKのシュミット選手が胸にボールを収めます。

その後もクラブ・ブルージュの優勢が続き、ペナルティエリア内への侵入を許しますが耐え凌ぎます。

 

12分、シュミット選手からのフィードをデ・スメット選手が受けると、空いたスペースを駆け上がり、最後はアサモア選手が今夜1本目のシュート。これは枠の左に逸れます。

 

クラブ・ブルージュの攻撃を凌いできたSTVVでしたが、16分に先制を許してしまいます。

サイドを崩され、セカンドボールを支配できないまま、ゴール前にボールを運ばれ失点。先制を許します。

 

なんとか追いつきたいカナリアスですが20分に追加点を許してしまいます。

見事な縦パスを通され空いたスペースに駆け込んだオケレケ選手とシュミット選手との1対1に。距離を詰めて冷静に対応しますがシュートは無情にもゴール左隅に。前半の早い段階で2点ビハインドとなってしまいます。

 

39分、左コーナー付近でFKを与えると、長身のヴァナケン選手がSTVVのDF網をうまくすり抜け頭で合わせ、今夜3失点目を喫します。

 

前半終了間際の44分、最終ラインの裏にパスを通され決定的チャンスに。シュミット選手との1対1から、ふわっと浮かせたシュートがクラブ・ブルージュの4点目となります。

攻守で良いところが見せられないまま、4‐0で試合を折り返します。

 

4点を追うカナリアスは後半の頭からボロンゴ選手に代わってボリ選手を投入。

48分、ショートコーナーからボールを繋ぎ、アコラツェ選手がグラウンダーの強烈なシュートを放ちますが、相手GKが弾き返します。

53分にもゴール前でチャンスを創出。ゴールから70m以上離れた位置からのスローインでボリ選手にボールが収まると前線から抜け出すデ・ブライン選手にパス。GKと1対1になったデ・ブライン選手のシュートは相手GKのセーブでゴールにいは至らず、大きなチャンスをものにできませんでした。

 

55分、STVVは2枚目の交代カードを使い遠藤選手を投入し、攻守のテコ入れを図ります。

62分、ミスから相手にボールが渡るとカウンターでピンチを招くも、ゴール前でチーム全員で応戦し堪え抜きます。

 

69分にSTVVは最後の交代枠を使ってコン・フン選手を初起用します。

しかし、72分、83分に立て続けに5点目、6点目を奪われてしまいます。

バイタルエリアで楔のボールを通されると、サイドへの展開から最後はゴール前でフリーの選手がクロスに反応し5失点。

さらに、DFラインの連携の隙を見事なワンツーで崩され、6失点となります。

 

その後クラブ・ブルージュはレッドカードで1人退場となりますが、勢いは止まらず6‐0で試合終了となりました。

 

次節は日本時間8月11日(日)午後9時半からスタンダール・リエージュと対戦します。

スカパー!で生放送予定ですので、応援よろしくお願いします。