2019.7.28
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【試合レポート】開幕戦は黒星スタート、1点が遠いまま試合終了
日時:7月28日(日)3時キックオフ
場所:スタイエン(H)
結果:0‐1
得点: オリンガ(38分)
日本人選手:遠藤航
【先発】
GK/ステッペ
DF/ガルシア、テシェイラ、ヤンセンス
MF/アコラツェ(→73分ボリ)、遠藤、アサモア、ボタカ、デ・ブライン、ソウザ(→46分マソウディ)
FW/ボロンゴ
1ヵ月のプレシーズンを経てSTVVの2019-2020シーズンがついに開幕。初戦はロイヤル・エクセル・ムスクロンと対戦しました。
試合前から降り注ぐ大雨の中、両チームの選手が入場します。
キャプテンのボタカ選手とともに7月6日に逝去したモウ・ニチウ選手の兄弟3人がニチウ選手のユニフォームを持って入場しました。
キックオフ直前にはユニフォームを囲う陣形でSTVVが円を組みサポーターとともに若き選手の死に黙とうをささげました。
また25分にはニチウ選手に追悼の意を表して1分間拍手が送られました。
立ち上がりからSTVVがボールを持つシーンが多く10分以上はカナリアスが優位に試合を進めました。
攻撃を仕掛けることはできるものの、決定的なチャンスが作れないまま時間が過ぎます。
10分、中盤で遠藤選手がボールを受けるとすかさずパスコースを確認。右サイドでマークから外れたソウザ選手へとパスが入ると難しい角度からシュート。しかしこのシュートは枠から逸れてしまいます。
13分、30m付近でムスクロンがFKを獲得するとファーのボールを上げてヘディングで折り返します。2本放ったシュートはネットに刺さらずSTVVは難を逃れます。
相手DFラインが崩れた18分にカナリアスが反撃します。丁寧にボールを繋いでピッチを駆け上がると遠藤選手が体を入れてボールをキープしながらドリブル。エンドラインまで上がりクロスを入れますがボロンゴ選手まで至らずゴールなりません。
続くプレーでは相手のパスミスからカウンターのチャンスを得ますがデ・ブライン選手のクロスは相手選手に当たりチャンスには繋がらず。
前半から積極的な攻防が繰り広げられます。
試合展開は安定してきたものの両チームのボルテージは徐々にヒートアップ。ラフプレーが出始めます。
そんな中カナリアスはファールから失点してしまいます。37分に20m付近でFKを与えると、このプレーを直接決められ先制を許します。
先制されたカナリアスは39分にCKを得るとショートコーナーからファーへとクロスを上げます。ガルシア選手が頭で合わせて折り返すも相手GKがしっかりと両手に収めて得点ならず。
STVVは同点弾を狙って反撃に出ますが、チャンスを作るものの得点へとは繋がらず0‐1で前半が終了します。
リードを追って後半に入ったSTVV。ソウザ選手に代わってマソウディ選手を投入。
59分、ボロンゴ選手が倒されゴール正面20mから絶好のチャンスを得ます。ガルシア選手が直接ゴール左隅を狙うも、相手GKの好セーブに阻まれます。
68分、ガルシア選手が縦にパスを入れてマソウディ選手に収まるとボロンゴ選手から遠藤選手へとワンタッチで繋ぎクロス。流れ込むボロンゴ選手がシュートするも、こちらは枠のわずか左に。
その後もボタカ選手、アコラツェ選手らがシュートを放ちますが、得点には至りません。
72分、アコラツェ選手に変わりボリ選手が入ります。この交代からSTVVの猛攻撃が始まります。
73分には遠藤選手がシュート。続くプレーでボロンゴ選手が切り込むマソウディ選手にナイスパス。マソウディ選手の強烈なシュートがゴールを襲うも相手GKがうまく反応。セカンドボールもネットを揺らすことができません。
80分、チームの波長が合い始めたカナリアス。空いたスペースに駆け出すボタカ選手にパスが通るとそのままクロス。駆け込むボロンゴ選手が合わせますがまたも枠の左へと逸れます。
猛攻も虚しく、試合は終盤へと突入。
ゴールを攻め立てながらもゴールが奪えないSTVV。延長に入り2つのFKを与えられますがどちらも大きく外れ、ゴールネットを揺らすことはできす、開幕戦は前半の失点から追いつけないまま0‐1で終了となりました。
次戦、第2戦は日本時間8月3日(土)クラブ・ブルージュと対戦。
AM3時30分キックオフ、スカパー!で生放送予定です。
シーズン初勝利を目指して戦いますので、応援よろしくお願いします。