【試合レポート】関根選手スタメン出場、PO2グループA首位キープ! | STVV(シント=トロイデンVV)日本公式サイト

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2019.4.14

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【試合レポート】関根選手スタメン出場、PO2グループA首位キープ!

 

日時:4月14日(日)3時キックオフ

場所:スタイエン(H)

結果:1-0

得点: シラ(57分)

日本人出場選手:冨安健洋、鎌田大地、関根貴大、遠藤航

 

【先発】

GK/ピラード

DF/ガルシア、テシェイラ、冨安

MF/関根(→88分ヤンセンス)、アサモア、遠藤、ボタカ、デ・サート(→78分セバロス)、鎌田

FW/シラ(→68分ボリ)

 

3戦負けなし(2勝1分け)でPO2グループAの首位を走るSTVVは、グループA2位のオーステンデと対戦しました。

スタメンには冨安選手、鎌田選手、遠藤選手、関根選手ら4人の日本人選手が選出。怪我で調整をしていたガルシア選手がスタメンに復帰し安定した守備に期待がかかります。

 

2分、パスを繋ぎ早速ゴール前まで侵入したカナリアス。ルーズボールを鎌田選手が受け、開始早々から好機を演出します。

9分、DFラインを抜け出した鎌田選手にデ・サート選手からパスが通るもオフサイドの判定。序盤から先制の機会を創出します。

丁寧にプレーを組み立てますが、なかなか大きなチャンスが作れない時間帯が続きます。

 

14分に鎌田選手が左サイドで倒され良い位置でFKを獲得。しかし蹴ったボールは味方と合わずエンドラインへと流れてしまいます。

26分、関根選手が中盤でボールを受けるとドリブルで相手DFを抜き去りサイドラインを駆け上がります。クロスの間合いが見つからずゴール前までドリブル突破しシュートを放つもGKに当たりボールはサイドネットに。前節の積極的なプレーが認められての先発起用に応えます。

 

32分、鎌田選手がシュートフェイントで相手をかわしてシュートコースを作るも、シュートは枠から逸れてしまいます。
32分、テシェイラ選手が前線まで攻め上がるとDFラインを抜けたシラ選手に息の合ったスルーパスを入れます。GKとの1対1となったシラ選手のシュートは相手GKの脚に当たり先制点とはなりません。

会場が湧くビッグチャンスも実りませんでしたがCKを得ます。CKのセカンドボールを冨安選手が受け、相手のDFに立ち直す隙を与えずクロス。しかし、こちらも相手GKのナイス判断で防がれてしまいます。

 

その後自陣まで攻め込まれたカナリアスはボールを奪うとカウンターに。鎌田選手がドリブルで駆け上がりシラ選手にパスを入れると態勢を整えて強烈なミドルシュートを放ちます。初のスタメンとなったストライカーのシュートはゴールの左。

ゴールを脅かすシーンは幾度もあったものの、先制点が遠く感じます。

 

40分、ボタカ選手がゴール正面20m付近でフリーの状態でボールを受けると迷わずミドルシュートを打ちます。ゴールの枠を射たシュートでしたが飛び込んだGKが腕で軌道を変えるナイスセーブ。
前半終了間際、アサモア選手が中盤で倒され前半最後のチャンスを得たカナリアス。ファーサイドでフリーの関根選手にクロスを入れるもゴールに繋がらず両チーム無得点のまま前半を終えます。

 

後半に入りSTVVの攻撃はさらに加速します。

CKからチャンスを作り、ゴールポスト脇まで攻め込みますがシュートコースを作れず得点できません。

その後冨安選手がボタカ選手とのワンツーで攻め上がり、攻撃の起点となるシーンも。

49分、遠藤選手のロングクロスに関根選手が駆け込み頭で合わせるも、シュートは相手GKの頭上を越えてゴールに。VARでの判定の結果オフサイドになります。

 

その後パスミスで失点の大ピンチとなったカナリアス。ガルシア選手がシュートコースを潰し、アサモア選手が捨て身のスライディングでピンチを救います。

53分、冨安選手がドリブルで駆け上がりシラ選手とワンツーでチャンスメイクするも、ゴールならず。

 

先制のチャンスを何度も阻まれてきたSTVV。

57分、CKからファーサイドの遠藤選手がヘディングで繋ぎ最後はシラ選手が頭で押し込みゴール。

待望の先制点となります。

 

1点を先制したカナリアスは追加点を狙いに積極的に攻め込みます。関根選手、デ・サート選手、アサモア選手らがシュートを打ちゴールを脅かします。

 

68分、先制点を決めたシラ選手がボリ選手と交代します。シーズン戦で12点を上げたストライカーが試合に復帰します。

69分、一瞬の隙からサイドライン沿いを攻め込まれますがクロスに合わせた相手のシュートは枠の上。気を引き締め直し、守備を立て直します。

76分、カウンターで攻め上がるSTVVは遠藤選手が冨安選手にフィード。冨安選手はボールを受けてクロスをあげますが合いません。そのままカウンターを受けゴール前まで攻め込まれますがGKのピラード選手が好判断でシュートを阻止。徐々に攻め込まれますがチーム一丸となってしのぎます。

 

79分、前線のボリ選手にボールが渡るとボールを浮かせて相手をかわしシュート。

81分、セバロス選手が上げたクロスに関根選手が飛び込み中に戻しますがシュートはならず。

84分、カウンターでアサモア選手が前にクロスを入れるとボリ選手がうまく収めてシュート。ゴールポストギリギリのシュートはわずかに枠の外へ。

 

88分。サイドで攻守にわたり積極的なプレーを魅せた関根選手がヤンセンス選手と交代。関根選手の気持ちのこもったプレーで、サポーターからも大きな拍手と声援が送られました。

 

ヨーロッパリーグにも繋がるPO2のグループステージ。首位をキープするSTVVは次節日本時間4月21日(日)3時半からオイペンと対戦します。