【試合レポート】日本人選手4人スタメン出場、PO2初戦に快勝! | STVV(シント=トロイデンVV)日本公式サイト

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2019.4.01

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【試合レポート】日本人選手4人スタメン出場、PO2初戦に快勝!

 

 

日時:3月31日(日)21時30分キックオフ

場所:スタイエン(H)

結果:3-1

得点:森岡(10分)、デ・サート(44分)、セバロス(80分)、シラ(90+1分)

日本人出場選手:冨安健洋、鎌田大地、遠藤航、木下康介

 

【先発】

GK/ステッペ(→46分ピラード)

DF/サンコン、テシェイラ、冨安

MF/ボタカ、遠藤、アサモア、アコラツェ、デ・サート(→75分セバロス)、鎌田

FW/木下(→65分シラ)

 

ヨーロッパリーグへの切符をかけたPO2グループステージの初戦はシャルルロワとの対戦。現地時間14時半キックオフのデーゲームは14度という気持ちの良い日差しの中行われました。

不動の冨安選手、鎌田選手に加え、STVV加入後初スタメンとなった木下選手、怪我から復帰した遠藤選手ら、今期最多の4人の日本人選手がスタメンに名を連ねました。関根選手はベンチからのスタートとなりました。

 

試合開始から両サイドを使ってプレーを組み立て、アコラツェ選手と遠藤選手が攻撃を仕掛けます。今期初スタメンとなった190㎝の木下選手に合わせるクロスに期待を感じさせるなど、キックオフから積極的に攻めたSTVVでしたが、9分に一瞬のスキを突かれ失点してしまいます。

30m付近でボールを失うと前線の森岡選手へとスルーパスが通り、冷静にゴール。早速追う展開に。

 

まずは追いつきたいカナリアス。14分に冨安選手が中盤でボールを奪い、前線に抜け出した鎌田選手に絶妙なロングパス。ボールを受けた鎌田選手は巧みなドリブルで相手を翻弄。1人2人とかわして強烈なシュートを放ちますが枠から逸れてしまいます。

その後は両チーム連携がなかなかかみ合わず15分以上チャンスを作れない時間が続きます。

 

試合を動かしたのはホームのSTVV。31分、アコラツェ選手から鎌田選手へパスが入り相手DFをかわしてシュート。しかし相手GKに弾かれゴールなりません。

その2分後にはゴール目前まで攻め込まれますがステッペ選手のスーパーセーブとゴールポストに助けられゴールを死守。運も味方し失点を免れます。

 

38分、ボタカ選手のクロスのセカンドボールがデ・サート選手に渡りミドルシュート。相手GK正面のシュートは腕に収められてしまいます。

しかし、44分に鎌田選手とデ・サート選手のワンツーから、最後はデ・サート選手が相手GKの股を抜いて同点ゴール。前半のうちに試合を振り出しに戻すことができました。

ロスタイムの2分間も追加点を狙いに行ったSTVV。鎌田選手、遠藤選手、ボタカ選手らがシュートチャンスを作りますが1‐1のまま前半が終わりました。

 

前半終了間際の良いリズムのまま後半に入ったカナリアス、攻守の連携が噛み合い、多くのチャンスを創出します。

 

54分、テシェイラ選手がフリースペースにパスを出すとボタカ選手が全力疾走でボールを受けてクロスをあげます。ゴール前に駆け込んだ木下選手が難しいボールにうまく合わせましたがシュートはゴールの右。

その後はピンチを防いで鎌田選手、木下選手、遠藤選手と日本人選手のコンビで高速カウンターに持ち込みますがシュートには至りません。

60分にはFKのチャンスを得て鎌田選手がキック。冨安選手が頭で合わせましたが枠をとらえられません。続く66分に鎌田選手、デ・サート選手の息の合ったワンツーで鎌田選手が逆転ゴールのチャンスを得ますがこちらも入りません。

 

チャンスはあるものの得点ができないSTVVはシラ選手とセバロス選手を投入します。

そのセバロス選手が勝ち越しのゴールを決めます。80分のアサモア選手からの低いクロスに駆け込むセバロス選手が流し込んでゴール。今期初得点でチームを勝利に導きます。

 

1点リードするSTVVは鎌田選手を起点にプレーを組み立てます。89分にアコラツェ選手のシュートが相手GKに弾かれるとセカンドボールはシラ選手の元に。ゴール右上にボールを突き刺しこちらも今期初ゴールでSTVVの3点目を決めます。

後半、終始攻め込んだSTVVが2点のリードを守り切り終了のホイッスル。

 

初戦をしっかりと勝ち切り、良いPO2のスタートが切れたカナリアス。次節は日本時間4月4日(木)午前3時半から、中2日のタイトなスケジュールでベールスホットとのアウェー戦に挑みます。