2019.2.04
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【試合レポート】鎌田選手ゴール!ボリ選手2ゴール!4得点で大勝【オイペン戦】
日時:2月4日(月)4時キックオフ
場所:スタイエン(H)
結果:4-1
得点:鎌田(19分)、ボリ(36分)、ボリ(80分)、デ・サート(92分)
日本人出場選手:鎌田大地
【先発】
GK/ステッペ
DF/サンコン、テシェイラ、ガルシア
MF/ボタカ、デ・ペッター、アサモア、デ・サート、アコラツェ、鎌田(→88分シラー)
FW/ボリ(→92分ヤンセンス)
リーグ戦第24節は豊川選手擁するオイペンとの日本人対決。前日まで降り積った雪は久しぶりの快晴でとけきり、万全の状態でスタイエンに両軍を迎え入れました。
鎌田選手は本節も不動のスタメン、関根選手と1月に加入したばかりの木下選手がベンチからのスタートになりました。
開始3分。アコラツェ選手から鎌田選手へドンピシャなパスが通りいきなりのチャンス。しかしこのパスは相手選手に当たり、ボリ選手に渡らず。続くプレーでオイペンのカウンター攻撃をうけたSTVV。テシェイラ選手が身体を張ったプレーで相手を倒して対応し、このプレーはイエローカードに。相手のFKは難なく対応しましたが、序盤から一瞬もディフェンスの気が抜けない攻撃的なゲームとなります。
9分、中盤でボールを奪われ攻め上がられるとそのままシュートまで持ち込まれます。相手選手に当たり軌道が変わったシュートにGKのステッペ選手が足をとられますがゴールポストに救われます。しかしセカンドボールをオイペンの豊川選手に頭で押し込まれ、追う展開となってしまいます。
追いつきたいSTVVはここから猛攻撃に出ます。サンコン選手、アサモア選手が連続で強烈なミドルシュートを放ちます。どちらもゴールとはなりませんが相手ゴールを脅かします。
何度も攻め込んだカナリアスを同点に導いたのはあの男。クロスボールに対する相手のクリアミスからボールが鎌田選手の足元へ渡ると、冷静にシュート。リーグ戦6試合ぶりのゴールとなる同点弾をネットに突き刺します。
同点に追いついたSTVVは一瞬の隙をつかれてクロスを許しますが相手のヘディングはゴールの上に、ヒヤリとするシーンをしのぎます。
その後ロングボールをボリ選手が体を張って収め、追って走るデ・サート選手に落とします。デ・サート選手がそのままシュート放つと思いきやボールを浮かせてボリ選手とワンツー。ボリ選手がダイレクトでシュートを放ち勝ち越しのゴール。息の合った連携にサポーターは興奮の渦に。
前半のうちに試合をひっくり返し、その後も前半ロスタイムまで鎌田選手を起点にチャンスを創出。見ごたえのある前半は1点のリードで終えます。
優位な状態で始まった後半。ボリ選手が倒されFKを得ると選手たちが集まってプレーを確認。鎌田選手が低いボールを中央に入れるとガルシア選手が受けてシュート。ゴールとはなりませんがSTVVのコーチ陣仕込みの巧みなプレーで相手を翻弄します。
後半の駆け出しからいい形で試合を進めていたSTVVですが、53分のCKからゴールを押し込まれます。判定はオフサイドとなり失点にはならなかったもののこのプレーから徐々に流れがオイペンへ。
ミスが続き攻め込まれるシーンが続き苦しい時間が流れますがチーム一丸となって守りきります。
両チーム15分以上チャンスらしいチャンスが作れないまま時間だけが進みます。そんな中迎えた80分。中盤でSTVVがボールを奪い鎌田選手がアコラツェ選手へとつなぐと、アコラツェ選手が得意の俊足でピッチを駆け上がります。中央に上げたボールに走り込んだボリ選手が合わせて今夜2ゴール目。3-1と突き放します。
隙あれば攻めるカナリアスは85分にデ・サート選手から鎌田選手にパスが通り、シュートまで持ち込むもこちらは枠の外。試合終了ギリギリまで追撃のゴールを狙います。
87分に鎌田選手がシラー選手と交代する際にスタジアムからは盛大な“DAICHI“、”KAMADA“コール。自身久々のゴールとなる1得点に加え、数々のチャンスを作り試合の流れを作った男にファンから称賛の大声援が起こりました。
2点差をつけたSTVVはロスタイム92分にダメ押しの4点目。ボタカ選手、アサモア選手が繋ぐとデ・サート選手が強烈なシュートでフィニッシュ。ダメ出しの4点目でそのまま試合終了となり、大量得点で勝ち点3を獲得しました。
PO1に向けて負けられない戦いが続くカナリアス。
次節は日本時間2月10日(日)4時からベフェレンとホームで対戦します。